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調布の会社ならではのアクセスの良さを知っていますか?

新宿、渋谷からアクセス良好

京王線の調布駅から徒歩3分にある我が社ですが、「調布」にあまりなじみのない方もいるかもしれません。でも、調布の交通アクセスは意外に便利なんですよ。

例えば新宿駅からのアクセスなら、京王線の新宿駅から八王子方面行きの特急に乗って、わずか2駅、15分です。準特急でも4駅、18分。京王線は特急料金はありませんので、通常運賃で特急に乗れます。特急・準特急の本数は、朝の8時台なら11本。これなら待ち時間のストレスはないですね。

渋谷駅からのアクセスなら、京王井の頭線の渋谷駅から吉祥寺方面行きの急行に乗って6分、2駅目の明大前駅で京王線に乗り換えます。明大前はコンパクトな駅なので乗り換えもらくらく。明大前からは京王線の特急に乗って1駅8分。準特急なら2駅10分。乗り換え時間を含めても20分あれば到着しますね。

通勤ラッシュとは無縁でストレスなし

そして、新宿や調布からの通勤はいずれも下り路線になりますので、ギュウギュウ詰めの通勤ラッシュとは無縁。ゆったり通勤できます。

調布駅に到着したら、東口を出てオフィスまで徒歩3分。フラットで信号もないので、あっという間に到着します。駅前のエリアなので飲食店やコンビニも充実。とても便利なエリアです。

調布で働くとこんなメリットもありますよ、というご紹介でした。

大規模な再開発中の調布駅前の様子。以前からあるPARCOに加えて、3つの商業施設がオープン予定です。

おかげさまで5周年

気が付けば、2016年5月11日で株式会社ブックルックチームは設立して丸5年になっていました。
改めて、お客様、チームメンバー、また、私たちを支えて下さった多くの方々に感謝を述べたいと思います。

お客様は、度々私たちを叱咤激励してくださり、ともに成長する機会を数多く与えてくださいました。
そのおかげで漸進的イノベーションを実現できました。振り返れば当初では考えられないほど成長しています。
例えば、システム開発にあたり、十分な確認をしたのに不具合があり、「これ以上はどうしようもない」と思ってしまうような状況でも、新たなヒントや気づきを与えていただきました。一緒にどうして不具合が発生してしまったのか、どうしたら防げたのかを1度ならず、2度、3度と考え話し合う機会をいただきました。

小山内と篠田の2人だけのチームでしたが、今ではパートナー含め40名超になりました。
仕事の依頼が増え、求人を出し続けていますが、人材不足が続いています。そんな中、よくぞブックルックチームを見つけてくれ、チームワークを発揮できる人材が集まったと感心します。起業間もないのに、これだけの仕事をいただき、これだけの人材が集まったのは調布の奇跡ではないかと思うほどです。
オフィスを調布に移転し、システム開発をするようになったのは2013年からですから、約3年でこれだけのチームになったことになります。

なぜ人材が集まったのか、いろいろ考えてみますと、まず、チームメンバーにとって調布の最大のメリットはワークライフバランスが実現しやすい事だと思います。
調布は新宿まで20分足らずで、家賃相場は案外安いです。そのため転職を機に引っ越したメンバーも多くおります。
通勤ラッシュでの時間と体力の浪費がないですし、嫌な思いをすることもありません。
飲み会などは終電を気にせずゆっくりできます。事前申請があれば会社が会の費用を全額負担します。そのためか、皆、好きなだけ食べて飲んで遅くまでゆっくりしてます。
昼休みに自宅に戻るメンバーもいます。子どもが夏休みなので、一緒に昼ご飯を食べたりしているようです。
会社としては、残業せずに仕事を終えることを推進しているため、仕事中は凝縮した時間となりますが、それが終わればすぐにリラックスタイムを過ごせます。

お客様がいらっしゃらなければ、今の私たちはありませんし、チームメンバーが集まらなかったらお客様からの信任を得ることもありませんでした。
今後も引き続き、「チームで世界に感動を」を果たしながら、お客様のご満足とメンバーの成長を実現してまいりたいと思います。

経営の「経」はたて糸、ならば、よこ糸は?-リーダーシップの実行-

「経営」は「経を営む」と書くが、「経」とは仏教の教えであるお経とか、筋道とか、織物のたて糸といった意味である。
織物を織るときたて糸は動かない。だからたて糸を通した段階で織物の半分が決まることになる。しかし、言うまでもないが、織物はよこ糸が通らないと完成しない。
言い換えれば、会社の経営とはその活動における筋道をつけることであるが、それだけでは競争の激しい市場でゴーイングコンサーンは達成できない。縦横無尽に移動するよこ糸が必要なのである。ならば、このよこ糸は何であろうか。

藤沢武夫「経営に終わりはない」
私はよこ糸は「リーダーシップ」ではないかと思う。
今の時代、このリーダーシップが強く求められている、と思う。リーダー不在、いても名ばかりの組織は厳しい戦いを強いられることになるだろう。
ちなみに、マネージャー(管理者)とリーダーは違う。マネージャーはあくまで管理する者であり、計画と結果に責任を持つ。リーダーは先導者であり、実行部隊の隊長である。マネージャーが「明日の午前0時に、あの山の頂上に行け」と命じ、リーダーは部下を引き連れ山を登るが、どの道を通るか決め、予期しないできごとに対応する。リーダーにはたくさんの経験が必要だ。並大抵ではできないことである。部下はリーダーに命を預け、自分の仕事を全うする。そして組織は、予定通りに目的を達成するのである。
ブックルックチームはほぼ文鎮型の組織形態となっているが、それでもラインごとにチームが存在する。大きな会社でいえば、部や課である。
ブックルックチームではこのような名で呼んではいないが、開発1部、開発2部、サポート部、インフラ部、WEBマーケティング部、コンサルティング部といった形である。それぞれの組織には2~7名程度のメンバーがおり、それぞれにリーダーがいる。

このリーダーたちがまさにリーダーシップを発揮し、自分のチームや会社を飛び越え、関係する別の部署に協力を要請したり、助けたりしているときは驚くほど物事がスムーズに進む。それぞれのリーダーは、1つの組織、ブックルックチームの勝利のために活躍しているのである。
反対に、リーダーの動きが悪くなると、とたんに仕事の流れも悪くなる。この場合、リーダーがやりがちな失敗は正論や会社の方向性を盾に動こうとしないことである。「こうあるべきだ」「こうやるべきだ」「会社としてこうした方がよい」「これはあちらの仕事だ」「会社の方針が・・・」と。しかしこれは筋道の話であり、経営者の仕事である。よこ糸のリーダーがたてに動き始めているのである。結果、たて糸だけになり、よこ糸がないため、織物は完成しない
リーダーが自分のチーム、開発1部とか開発2部とかサポート部とか、のためだけに仕事をしようとすると、ブックルックチームは必ず敗北へ向かう。
リーダーから「この仕事、誰がやったらいいですかね?情報が何もありません」と聞かれたら「お前がやれ、お前がやるしかない」と私は言う。

そして、「ブックルックチームは実行することに価値を置いている。あいまいな状況でもゴールに向かって動ける能力が求められているんだ。しっかり結果を出せば評価してきたし、これからもそれは変わりない。」と。

札幌農学校の教育理念とブックルックチームの行動理念

北海道大学に勤める友人から札幌農学校のクッキーをもらいました。
赤ワインと一緒にいただくと一層おいしさが増し、ついついたくさん食べてしまいました。
そのクッキーの箱に入っていた紙に札幌農学校の教育理念が書かれており、改めてブックルックチームの行動理念について考えが及びました。

 

「Boys, be ambitious!」
アメリカから招聘されたクラーク博士が役目を終え、帰国するときに学生たちに送った言葉ですが、これは多くの人がご存知のことと思います。
さて、ではそのクラーク博士が招聘された北海道大学の前身、札幌農学校の教育理念はというと、「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」の4つです。
これがブックルックチームの行動理念、ESOTと通じるところがあります。教育もビジネスも人のため社会のためにどうしたらよいかといろいろ考えを進めていくと、行き着くところがこのあたりになります。

 

ESOTはExecute Speedily with Ownership and Thanks の頭文字をとったものです。
Execute Speedily は、良いと思ったことや価値の高いことはすぐに実行しよう、というものです。「実学の重視」の「実」と、「フロンティア精神」に通じます。良さそうなアイデアはいくらでも頭の中に浮かぶ、という人は少なくないでしょう。しかし、実行に移し、成し遂げる人、しかも迅速に始めるとなるとなかなか難しいものです。社会または自身の中に前例がない、あるいは事例が少なく、できるかどうかわからないからです。だからこそ未知の領域には魅力があります。楽しんで仕事だけでなく自分自身も開拓していくことを期待しています。

 

ESOTと英文にしたのは正に「国際性の涵養」の一環です。
英語の持つ意味を深く考え理解することは、グローバルに活躍するときに役立ちます。
共通言語と言いながらも、英語がネイティブだという人はほとんどいません。多くの人が第2言語で英語を使います。ネイティブではない者同士が英語でコミュニケーションを図るときに、自分が理解している単語の意味をしっかりと説明することが重要です。
また、ブックルックチームの特長を説明するときに翻訳しないでそのまま使えます。

 

Thanksは、「社会に感謝し、社会にお返ししていきましょう」ということを意図しています。社会というと広すぎるので、身近な所では両親、家族、先生、友人に置き換えても良いです。私たちは社会が積み重ねた歴史の延長線上に位置しており、社会の助けがあるからこそ生存できており、社会の求めがあるからこそ繁栄できるのです。すると、感謝する社会のために何ができるか、どうしたらよいかに考えが及びます。最高の仕事を成し遂げることがブックルックチームの使命です。

 
仕事の成果は、技術のみで達成されるものではありません。道徳や思想、芸術などの要素も含まれます。つまり「全人教育」がなされなければ最高の仕事は成しえないのです。
非常に簡単なので、若手のエンジニアほど技術の習得や経験に重きを置く傾向があります。しかし、技術は使われ方、使う人、使う状況などに応じて良くも悪くもなります。習得した技術をどう活かせるかは、感謝から始まる自己の内側の鍛錬にかかっているのです。