ITの宿命と、そのために必要なオーナーシップ

ブックルックチーム本社からの景色。遠くに多摩丘陵、新宿や六本木の高層ビルが見える。ワークライフバランスを保ち、クリエイティブな仕事をするにはうってつけ。
ブックルックチーム本社からの景色。遠くに多摩丘陵、新宿や六本木の高層ビルが見える。ワークライフバランスを保ち、クリエイティブな仕事をするにはうってつけ。

ITには持って生まれた宿命があります。それは、イノベーションや革命やパラダイムの転換など、何らかの変化を引き起こすことです。

「ITを活用したい」というとき、必ずその背後には、これまでと違う何かの存在が期待されます。
これまでと同じやり方、同じ人員、同じ利益を求めてITの導入をする個人や組織はありません。何か1つ、例えば人員の削減だけを期待することもありません。
期待は膨らみ、増える傾向にあるのではないでしょうか。人員を削減するだけでなく、新たなカスタマー経験を提供し、市場シェアを拡大し、今までの何倍もの利益を獲得することが期待されます。
だからこそ、投資をし、慣れたやり方を変え、生みの苦しみにも耐えようというのです。

しかしながら、ITの導入を進めようとすると現場では、受け入れられる変化に違いがあります。
特に成熟期にあるビジネスにおいては、収穫期にあるわけで「今までのやり方を変える=運営コストを増やす」ことになるので、なかなか受け入れがたい。ITの話が出た背景には「この踊り場を脱し、次の成長へ向かいたい」という意図があったはずです。つまり、ITには変化を引き起こすことが期待されていたにも関わらず、実行するにつれ歓迎されないということが見えてくるのです。
では、ITは宿命を果たすためにどうすべきでしょうか。
会社のトップと現場の橋渡しをしながら、何をどうしたらよいのか一緒に考え、汗を流すことだと私は考えます。

例えば、まだ世の中に広く普及していないですが、これまでの問題の多くを解決する新しい決済システムをECサイトに導入したいとします。
システムの仕様はビジネスのオペレーションに則って作ればよいですが、新しい決済手段をECサイトにやってくるお客様が選択したくなるようにしなければなりません。
言い換えれば、新しい決済手段を選択したお客様が得をするようにしなければなりません。当然、その周知も必要です。
プロモーションや新しい決済の提供方法などマーケティングの視点で考える必要があります。
これは、ブックルックチームの行動方針であるESOTの「Ownership」です。

ITの宿命である変化を引き起こすためには、ただ求められたシステムを開発するだけではなく、自分事として、オーナーシップを持って、何をどうするのが最善か、ともに考えることが、時に必要なのです。

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