東京銀座にある3階建てのビル型公園、東京都中央区立 水谷橋公園を案内します。
東京メトロの銀座1丁目駅の10番出口から徒歩3分、ポリスミュージアム「警察博物館」からも徒歩3分の場所にあります。ビルの公園、どんなものか行ってみたいと思います。
東京都中央区立 水谷橋公園の外観。
緑があって公園っぽさはあります。でも何も知らないと「公園という名の屋内施設かな」と思ってしまいます。
建物に向かって左手は高速道路の出口ですね。銭湯 銀座湯が右手の後ろにあります。
さて、恐る恐る中に入ってみます。
1階の右手にはトイレがあります。とてもきれいなトイレです。
中央にエレベーターがありますが、階段を歩いて1フロアずつ見ていきます。
2階に着きました。しかし何もありません。
写真に写っているものがすべてです。エレベーターの出入り口は必要なのかな?
3階です。「まなびの森保育園銀座 園庭」と掲げられているドアがあります。
このドアの向こうに園庭があるのかな。保育園の施設なので中には入りません。
屋上に到着しました。
中央区水谷橋公園の案内版があります。
開園時間が7時から21時で、それ以外は施錠しているとのことです。
木がたくさん植えられています。向こうに芝生も見えます。
座ってくつろげるスペースが多めですね。
芝生の向こうには滑り台が見えます。
こうやって見るとビルの谷間に作られた公園だということが分かります。
ぐるっと1周してみたいと思います。
さっそく花壇に植えられた木のそばに「これ何の木?」と書かれたものを見つけました。
この木の名前を聞かれています。
ヒント
1. 山地にはえる落葉低木。
2. 赤紫色でまるい果実が割れて赤色の種子を出します。
3. 花が吊り下がることから名がつきました。
この木です。
答えは、、、
「ツリバナ」私は初めて聞く名前です。
またその隣に「これ何の木?」の札が立っています。
この木の名は何でしょうか?
ヒント
1. 海の近くに多くはえる常緑高木。
2. 花は白色で香りがあり、下向きに咲きます。
3. 葉はへらのような形で、柄が赤色です。
答えは「モッコク」。これも初めて聞いた。
山地にはえる木のとなりに海の近くに多くはえる木が植えてあるとは、海が迫る山地が多い日本ならではです。
さらにその隣にも異なる種類の木が植えられています。
3本目の木、この名前は何でしょうか?
ヒント
1. 山地にはえ、紅葉する落葉低木。
2. 花は赤色を帯びた黄緑色です。
3. 野鳥の好きな黒い実がなります。
答えは、「ナツハゼ」。へー、初めて聞いた。
まだまだたくさんの種類の木があったのですがこれで最後の質問になります。
この木の名は何でしょうか?
ヒント
1. オスの木とメスの木がある常緑高木。
2. 花い実が1つずつ長い柄でぶらさがります。
3.葉が風にそよぎ、音をたてるのが名の由来です。
答えは「ソヨゴ」です。私にとって初めて見る木ではないかと思います。
中央区銀座にある珍しい都心ならではのビル型の公園の紹介でしたが、私にとって珍しい木の紹介になってしまいました。
公園の奥にある滑り台。登ってみました。
滑り台の周りはクッション性のある地面になっていて、転んでもケガが少なくなる工夫がされています。
水谷橋公園でもっとも高い場所からの風景です。
滑り台から見て左側の6段ある階段を上ると、ベンチやテーブルのあるハイチェアがあるのがわかります。
テーブルとハイチェアなんて公園にはなかなかないですよね。
お弁当を食べるのにちょうどよいです。さすが銀座。
東京都中央区立 水谷橋公園は、子どもたちとオフィスワーカーの憩いの場として設計されたことを思わせます。
親子向けには、公園の中央に芝生を、奥に滑り台を中心としたちょっとした遊び場があります。
ポリスミュージアムに行った後、休憩がてらに立ち寄るのもよいでしょう。
オフィスワーカーには豊富なベンチスペースとテーブルがあります。
お昼休みにランチを取り、木々の中で息抜きをしたらリフレッシュできるでしょう。