これからの日本 知識・情報、つまり付加価値が鍵

先日、「アジア太平洋への新しい視界」と題した日総研フォーラムに参加してきた。 (以下、敬称略) 今回は第7回目であり、姜尚中(東京大学大学院情報学環教授)とアーサー M. ミッチェル(ホワイト&ケース外国法律事務弁護士事務所)をパネリストとして迎え、寺島実郎がコーディネーターを努め、さらに最後に総括講演を40分ほど行った。 さて、現在のままの日本では、世界的にその存在感を失いつつある...

東京ディズニーランド コンテクストによる犠牲

この前東京ディズニーランドへ家族で行って来ました。 とても楽しく、感動を覚えた1日でした。 我が家の子ども達は始めて行ったのですが、スモールワールドが最も楽しかったようです。 あれから1ヶ月以上経った今も2歳の娘は「スモーワード行くの」と毎日言います。 また、スモールワールドの曲が流れると「あっ!」という顔をして、踊り始めたり、何度も聞きたいとせがみます。 ディズニーランドの楽しいと...

IQだけではダメだ-6・8 秋葉原での通り魔の読み方

IQの高さが人の能力の高さ、人の幸せを保証するものではないことは明らかだ。 しかしながら、IQや記憶力だけで判断しようとしているケースがないだろうか。 さらに深刻なことはEQの欠落による、人の心を踏みにじる行為が平然と行われることだ。 EQとは感情をコントロールする能力の高さを表す。 詳しくはダニエル・ゴールマン『EQ こころの知能指数』をお読みいただきたい。 さて、秋葉原の通り...

価値への固執 - 私の価値は何か?

プロジェクトチームメンバーのAさん。ユーザーからの問い合わせの1次対応をしている。 1次対応とは、ユーザーから見た質問やトラブルに関する受付の窓口であり、回答してくれる人である。 1次対応で解決できないことは、分野ごとにさらに詳しい人に尋ね、得た回答をユーザーに伝えることである。だからユーザーの質問とその回答を理解しなければそれはできない。 さて、そのAさんは何をしているのかというと、ユ...