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調布オフィス移転計画

システム開発のブックルックチームは、調布オフィスを移転することにしました。
移転により無駄を省くだけでなく、地域に親しまれるようにしたいと思います。

新型コロナウイルス感染防止のため、オフィス勤務者2割、在宅勤務者8割という状況で、オフィスはガラガラです。全く使っていないスペース分の賃料が無駄に発生しています。
また、リモートワークをしながらでも、何とか一定のサービスレベルは維持できそうなので、新型コロナウイルスの影響がなくなっても、リモートワークを継続しようと思っています。

前の調布オフィス。8割がリモートワークのため、広いオフィスはガラガラ

それなのにエアコンをつけてオフィス全体を冷やしながら、換気もしているため、電気代の無駄遣いばかりか、CO2も多く排出する結果となっています。
まだ2年間はこのような状況は継続すると判断しています。

移転先は調布市内で探しましたが、なかなかちょうどよい物件が見つけられませんでした。
そんな折、オフィス近辺を歩いていたらスケルトンの賃貸物件が目に留まりました。まだ建てたばかりの新しい、きれいな3階建てのビルです。
スケルトンなので、内装をすべて作らなければなりませんが、その代わり最も理想に近いオフィスを手に入れることができます。

約2カ月かけて、間取りや内装を決め、建築していただきました。
移転先のビルのオーナーは、1階は牛タン専門店もやっており、本当は飲食店に入って欲しかったそうです。しかし、このコロナ禍のためなかなか入居が決まらず、しばらく空室だったそうです。

そこで、オーナーの意向を少しでも汲もうと、外観から見たらカフェに見えるようにしました。
無機質なオフィスよりも、ワンポイントある建築の方がやりがいがあるのでしょう。建築の方がとても積極的にアイデアを出していただき、非常によいものになりました。

さて、引越しです。
一番驚いたのがモニタの数です。1人2台使ってましたから、100台近くあったのではないかと思います。古いものはもったいないですが廃棄することとしました。

引越しのために、何十台ものパソコンやモニタを梱包した。

引越し当日は雨。
朝から1日かけて机、いす、キャビネット、本棚、ソファ、段ボールなどを運び出し、新しいオフィスに入れました。

引っ越し後のオフィス。廃棄する物だけが残った状態。

さて、翌週から新しいオフィスで仕事します。

株式会社ブックルックチームは10歳になりました!

お客様、お取引様、会社のご近所の方々、チームのメンバーやそのご家族の方々など、非常に多くのご支援をいただいております。深く感謝申し上げます。

この10年、お1人お1人との出会いがあり、お叱りをいただき、教えていただき、褒められることもありここまで成長することができました。
ブックルックチームが取り組んでいる成長とは、売上、利益、社員数の増加ではなく、提供する技術サービスの質、量、幅です。
成長のモノサシは会社やビジネスモデルによって違いますから、売上、利益、社員数などを成長目標とすることを否定するものではありません。
ブックルックチームでは、お客様の求めに応じ、自分たちが目指すことでできることを一所懸命に取り組んできた活動の中で、技術サービスの質、量、幅に良い変化があったときに成長を実感することが多々ありました。
会社目標の設定について社内で議論したこともありましたが、やはり「売上?規模?違うよね」という結論で明確には設定してきませんでした。
しかし、お客様のビジネスが成長し、環境が変化し、やるべきことも変わり続けています。それらの変化を機敏に察知し、迅速に対応していくことが私たちのミッションであり強みでもあります。
そのための準備も怠ることなくしてきました。変化を予測し対策を施しておくことや、それらの仮説と検証を繰り返すことなどです。

成長の過程でたくさん失敗してきました。その度に対策してきましが、まだまだ解決しなければならないこともあります。
設立からの10年を振り返れば成長はしているものの、なかなか解決できていない課題もあります。
それらの課題に取り組む必要もありますし、新たにチャレンジしていきたいこともあります。

ブックルックチームでは、次の10年はこれまでよりもっとお客様に、社会に貢献できるチームとなるための準備を既に始めています。それは人材の獲得と育成、新たな仕組み作りです。
ブックルックチームの資産は人材です。
システム開発により完成した情報システム(資産)は、時間と共に陳腐化が進みます。技術革新のスピードが早ければ早いほど陳腐化も早く進みます。
その時間に反し、情報システムの資産価値を高めるのは人材です。本当にお客様が求めているものとは何なのか、お客様と対話していくことが欠かせません。また、改善・改良だけではなく、時に機能を減らすといった引き算の発想も必要です。

そのようにして、今後ますます高度化する情報技術を駆使し、チーム一丸となってみなさまに貢献して参ります。
末永くどうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社ブックルックチーム
代表取締役 小山内裕

ブックルックチーム オンライン全体ミーティング

オンライン全体ミーティングを実施しました!
遅くなりましたが、ようやく、開催できました。

新型コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言が発出されたら思わぬ制限がかけられてしまうかもしれない、そう危惧されたため、急いで在宅勤務に切り替えました。
その様は、まるで見えない敵の突然の襲来に、皆が散り散りに身を隠したような感じでした。

9月初めまでは経済状況は先が見通せず、さらに悪化する恐れもありました。そのため私は事業継続のための対策を優先し、メンバーのケアまで手が回りませんでした。
「大谷さんどうしてるかな」「高野さん大丈夫かな」「松本さん無理してないかな」そう思いながらも在宅勤務中のメンバーとはコンタクトを取らないまま時間ばかりが過ぎました。

そればかりが理由ではないでしょうが、立て続けに5人が下船しました。
船が揺れましたが、まだ多くの乗組員がいますから、持ち場を少しずつ変えながらまだ続く荒波を航行しています。

一方で、こんな時に新たに加わった若い船乗りが3人います。今回のミーティングを開催したことで、初めて全体に直接紹介することができました。
現在、この3人は、ブックルックチームの未来を担うべくトレーニング中です。

ブックルックチームを設立して10年目になりますが、日々の業務に忙殺され、人材育成が十分にできませんでした。
「もうこのままではいけない!」そう思い、7月に新人育成への投資を決め、カリキュラムやトレーニング資料を作成しながら進めています。ですから、今年の新人はトレーニングを受けながら、次の新人のトレーニング資料を作成しているようなものです。そういう意味では効率的とは言えないでしょうが、他ではできない経験ができていると思います。

新人3人は、それぞれに良いところを持っていてタレント揃いです。 優秀な人材です。これからの仕事の中で長所を最大限に活かし、成長し、結果を出すことに期待しています。

この荒波を全メンバーが一丸となり、各自の仕事を全うしています。その実行力に力強さを感じます。引き続き気を引き締め、邁進していきたいと思います。
そして、新型コロナウイルスの感染リスクが落ち着いたら、一緒にご飯を食べたり、旅行に行ったりしたいですね。

ブックルックチームの新型コロナウイルス感染回避対策の紹介 (後編)

前回の記事「ブックルックチームの新型コロナウイルス感染回避策の紹介(前編)」では、具体的な対策の紹介の前に新型コロナウイルスの経緯を辿りました。
今回はその経緯と重ね合わせながら対策を紹介します。

2020年1月

1月は、武漢から来たツアー客を乗せたバスの運転手から広がった感染事例や、個人タクシー組合の屋形船での感染事例が相次ぎました。世の中もパンデミックは避けたい、中国の武漢のようなことは避けたいと思っていたころです。
その1月下旬、ブックルックチームでは手洗いの徹底を呼び掛け始めました。
特に電車など多くの人と接した後は、オフィスへの入室前に手洗いを必ずするようにしました。
これが最初の対策です。

2020年2月

2月、大型豪華客船 ダイヤモンド・プリンセスでの船内感染が発生。ウイルスは船内に閉じ込められたままでしたから、陸の上の私たちはまだ楽観的で他人事だったのではないでしょうか。
しかし、2月下旬になると各地で小規ですがクラスターが散発している事態を受け、政府から新型コロナウイルスの感染症対策の基本方針が発表されました。
新型コロナウイルスは飛沫感染だけでなく、閉塞空間でも感染する可能性があるとされていましたので、手洗い、咳エチケットの徹底と、風邪症状があれば外出を控えるというものに加え、イベントの自粛が呼びかけられました。
ちょうどこの数日後にブックルックチームでは送迎会が予定されていました。イベントの自粛は強く要請されるものではなかったこともあり、相当みんなで悩みました。
私も送別会を辞めようと言ったら嫌われるかな、と思いつつも、もし感染者がいたとなればチーム全員が職務を全うすることができなくなってしまうため、リスクを避けるために断腸の思いで中止を指示しました。

その直後、2月27日、安倍晋三総理が全国すべての小中高、特別支援学校について3月2日から春休みまで臨時休校とすることを要請しました。
これには賛否両論が巻き起こりましたが、そこからもわかるように、世の中はまだ新型コロナウイルスに対して楽観的だったと言えると思います。

2020年3月

3月に入ると急速に悪化し始めたように思います。
2月は武漢からの入国拒否に限られていましたが、3月9日には対象が中国全土に広げられました。

ブックルックチームでは、3月中旬までの予防対策強化で感染の広がりを抑えることができるとされることを受け、3月19日までという期限付き(後日延長)で改めて次の対策を指示しました。
・オフィス入室前の手洗いの強制
・2時間ごとの喚起の徹底
・時差出勤の推奨
・10人以上の宴会の禁止

3月10日には、海外からの帰国者は2週間の自宅待機を決めました。

3月下旬には3つの密を避けることが推奨されたのを受け、宴会はすべて禁止としました。

3月30日 首都封鎖の話も出始めました。突然の外出禁止要請などが出され混乱することのないよう在宅勤務を開始しました。
諸事情により全員というわけにはできませんでしたが、社内の人は半分未満になりましたので、座席を移動して人と人の間を開けるようにしました。

2020年4月

4月7日、緊急事態宣言が東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に発出されました。
お客様と調整し、在宅勤務者をさらに2名増やしました。

さらにブックルックチームに次のように行動制限を呼びかけました。
・改めて3つの密を避けること。
・各自で感染事例やデータを確認し、考え、判断して行動すること。
・人との接触を8割削減すること。
人との接触を削減するには、各自の想像力と工夫が求められます。
例えば、「過去1か月以上(または2週間以上)会っていない人との会う機会を持たない」。クラスターを構成する人が、ほかのクラスターに所属する人と会うことがなければ、感染リスクは限りなくゼロに近づけることができます。
また、高齢者や持病を持っている方との物理的な距離を開け、直接接する時間を減らすために「手紙を書いてみる」。
パソコンやスマホで文章は手軽に入力することができますが、あえて直筆で手紙を書いてみるのも自宅での時間の過ごし方としては有効的だと思います。

まだ終わりの見えない感染の広がり

「いい加減、ここから本気で取り組もうよ!」と言いたいところですが、すでに対策を始めている人は十分万全だと思います。問題はまだ甘く見ている人たちです。
「感染しても大したことない」などと思っている人は、健康はすぐに害さないかもしれませんが、経済的なダメージが巡り巡って必ずやってきます。生活に窮することになる前に、今のうちに行動を起こしましょう。

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