小山内 裕

モバイルPCで空いた時間も有効活用

最近流行の「5万円パソコン」。
昨年6月に買ってほとんど毎日使っている。
超重宝しています。

ヨドバシカメラでイーモバイルのデータカードとセットで100円だった。値段よりもイーモバイルに支払う通信費が気になって1ヶ月くらい躊躇していた。
通信費は、携帯電話、自宅のADSL(まだ光じゃないのだ)に加えてデータカードも契約すると毎月いい値段になってしまう。
B5サイズの方が画面が広い分使いやすい。けれども1kgくらいあると毎日持って歩くのは、ジワジワと疲労する。と、あれこれ考えていたのだ。

だが、独立して、外出することが多い上に、基本的に時間が足りない。だから移動中もこの小さいパソコンに向かってカチャカチャとやっているのである。
それにこのくらいの重さならまず気にならない。
電車の中で立ったままでも使うことができる。

何より、リモートデスクトップで自宅においてあるサーバーにアクセスして仕事ができることがいろいろなことを簡単にしてくれる。自宅で仕事をするのも、外出先でやるのもそれほど違いがないのである。
データをいちいちコピーする必要もない。とても便利である。

when nothing but hope and virtue could survive

… in the depth of winter, when nothing but hope and virtue could survive …
– 20 Jan 2009 –

I’m thinking that we the people on the earth can survive by sharing many things in the next era.

ビジネスコンテスト優勝!

本日、ビジネスコンテストで見事優勝しました!
何よりも、当社役員の知の集大成、表現技術の結果です。
途中ドタバタとしたところもありましたが、最終的にはこのプロジェクトにコミットし、見事に組織に貢献した成果です。
審査員からはいくつか課題が出されましたが、かなり事業化の見込みが高いとお褒めの言葉もいただき、CEOとしても鼻高々です。CFO、CSO、CTO、CWO、ありがとうございました。

と、いってもこのコンテスト、聴講生として参加している多摩大学大学院の授業の一環。
橋本大也先生の知識イノベーションというクラスでの課題。約2ヶ月近く使って、グループで事業計画を作成し発表したのだ。
課題には制約があって、メンバーとは直接会うことなく、ネットでのコミュニケーションでプランを作成するというもの。忙しい私たちにとってはむしろありがたい条件でした。

また、審査員には、橋本先生の他、起業家であり投資家でもある方(お名前を出してよいのかわからないので)にもお越しいただいて、きちんと審査していただいたのです。

実際、プラン作成中、かなり本気でやりました。ちょうど同じタイミングで、本業のビジネスプランをあるコンテストに提出するために作成していたので、かなりしんどかったのですが、やればやるほど、ビジネスとして本当に「いける」と思い、本当のビジネスとして取り組みました。
私はどんなにがんばっても単位も評価ももらえるわけではないのですが、そんなことはどうでもよく、橋本先生の授業をとってよかったな、楽しかったな、勉強になったな、と思いました。

さて、これからメンバーと話し合い、ビジネスを実際にやってみたいと思いますねぇ。

サービスドミナントロジックとポスト資本主義(4/4)

資本主義とポスト資本主義をあえて比較するとすれば、

・競争 と 共創
・一方行 と 双方向
・占有 と 共有

といったことが言えそうである。
もちろん、企業間の競争を否定するものではない。自然界を見れば、古代からあるわけで、それがエコシステムであるのだから、これからもなくならないし、必要である。
重心の置き方が要であろう。

ここで1つ取り上げたいのが、「占有と共有」である。
資本主義では優れたビジネスモデルを持つ企業は、独占的に多くの顧客を囲い込み、莫大な利益を上げることができる。
ポスト資本主義を考えると、ここに大きなヒントがある。
もう少し言うと、ライバルと顧客や利益さえも共有することである。

具体的な事例は今後どんどん出てくるだろう。
サービスドミナントロジックにポスト資本主義の姿が見え隠れしているのは確かなようだ。

(終わり)