Human Resources (人材)

ブックルックチームの福利厚生

ブックルックチームの福利厚生は柔軟性があって幅広く、従業員の誰もが利用しやすくなっています。
ブックルックチームでは、従業員を多面的にサポートすることで、仕事の質の向上、生産性の向上、プライベートな生活の質の向上を図っています。
ブックルックチームのメンバー同士が良い影響を与えながら仕事をして欲しい、そして1日の中で多くを占める仕事の時間を有意義に過ごしてもらいたい、プライベートの時間を仕事の悩みで塗り潰すことなくプラスアルファのレクリエーションで楽しんでもらいたい、そう心から願っています。

福利厚生を飲食、スキルアップ、健康増進、レクリエーション、お金に分類して紹介します。
ブックルックチーム独自の福利厚生だけでなく、関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS健保)が提供するものも紹介します。

飲食に関わる福利厚生

もしかしたら新型コロナ禍後はめっきり減ってしまった、という方々も多いのではないかと思いますが、仕事の後の仲間同士での飲み会。
この費用をブックルックチームでは全額補助しています。
もちろん、飲み会といっても無目的では補助の対象外ですが、プロジェクトの慰労会やチームビルディングといった理由であればOKです。
ブックルックチームではお客様といっしょに行くケースも非常に多くあります。
予算は一応、1人3,000~5,000円を目安にお願いしています。
これは税制を考慮したものですが、昨今の物価高で令和6年度の税制改正では交際費から除外できる飲食費を引き上げることも検討されているようです。
1万円程度という意見もあるようですが、日本商工会議所は2万円に引き上げるよう要求しているそうです。
これは一緒に働く者同士の飲食が意味あることだと社会的に広く認識されており、疑いの余地がないことを示していると思います。
まだ確定はしていませんが、1人2万円!もいいですが、そこそこの費用で回数多く行って、情報交換や円滑な業務遂行、お客様への良質なサービス提供につながることを期待しています。

ITS健保会館付属施設である次のレストランを格安で利用できます。いずれも食べログでは高評価です。

中国料理 桜華樓 東京都新宿区百人町2-27-6 関東ITソフトウェア健保会館
イタリアン アル・ファーロ 東京都新宿区市谷仲之町4-39 市ヶ谷健保会館
和食 木都里亭 東京都港区赤坂2-5-6 山王健保会館
鮨 一新 東京都港区赤坂2-5-6 トスラブ山王健保会館
バー ブロッサム 東京都港区赤坂2-5-6 トスラブ山王健保会館

スキルアップに関わる福利厚生

ブックルックチームではスキルアップを目指す従業員を積極的に応援しています。
書籍購入補助、資格取得報奨金、社内トレーニング補助があります。

自身が読みたい書籍を購入したらその費用を会社が負担します。
技術書はけっこう高いものもありますから。

資格取得報奨金では、ブックルックチームメンバーのスキル水準の向上と自己啓発を図ることを目的としてつくられた制度です。
資格の種類によって5,000円から30,000円を資格取得報奨金として支給します。現在、20の資格が対象となっています。

社内で業務終了後に何人かで集まって勉強会を開催する場合、軽食や飲み物代を会社が負担する制度もあります。

健康増進に関わる福利厚生

スポーツクラブなどの月会費や利用料を会社が毎月1万円まで負担するスポーツクラブ利用費補助があります。
ブックルックチーム設立後の早い段階で設けられた制度です。
仕事で良いパフォーマンスを出してくれるのはありがたいのですが、健康に気を遣わないのは良くない、病気などしたら良いパフォーマンスどころか仕事ができなくなってしまう、ということで「運動して欲しい」という強い願いの元つくられた制度です。

これとは別にITS健保でも、スポーツクラブを低料金で利用できる仕組みがあります。
例えばコナミスポーツクラブ(目黒、渋谷、恵比寿、府中などの店舗)の都度利用が、2,420円/回が1,420円/回になります。
セントラルスポーツクラブ、電設健保総合健康管理センター へるすぴあ も同様に費用負担少なく利用できます。

野球グラウンド4面、テニスコート2面、フットサルコート2面がある運動場(さいたま市)や、全天候型のテニスコート(門前仲町)を1時間500円~2,000円程度で利用できます。
仲間と割り勘にしたらとても安価です。

関東甲信越に20以上の定型ゴルフ場があり、通常よりも5,000円くらい安くプレーできます。
例えば、よみうりゴルフ倶楽部、フォレスト鳴沢ゴルフ&カントリークラブ、軽井沢高原ゴルフ倶楽部などがあります。
ブックルックチームでは社員旅行を計画し、観光組とゴルフ組に分かれて利用したこともあります。

ITS健保でフットサル大会、公式テニス大会、ゴルフ大会、野球大会、ボーリング大会、ハイキング退会、ウォーキング大会が開催され、他社の人たちと交流をする機会もあります。

運動のサポートだけでなく、病気やケガをしたときなど健康上の理由で使える、年次有給休暇とは別の有給病気休暇があります。
いわゆるシックリーブです。仕事を休んでも給料が補償されます。

レクリエーションに関わる福利厚生

東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのパスポートを特別料金で取得できます。
東京ディズニーセレブレーションホテルの割引もあります。

保養所が箱根、湯沢、京都、那須、河口湖などに30以上あり、1泊朝夕食付で5,000円程度で利用できます。
保養所を利用しない旅行についても、宿泊旅行が年2回まで最大10,000円/回の補助があります。

お金の福利厚生

健康保険料は毎月給与から天引きされますが、その額が安くなっています。
多くの中小企業、すべてのフリーランスや個人事業主が加入している協会けんぽと比べてみましょう。
例えば、40歳未満で月収30万円の場合、月額12,750円で月々2,250円、年間27,000円も安く済みます。
ブックルックチームはIT業界で運営している健康保険組合に加入しています。
IT業界は社会全体で見ると平均年齢が若いため、組合で支出する医療費が低く、そのため保険料が安くなっています。

厚生年金も加入しており、会社が保険料の半分を拠出しています。
健康保険料と同様に月収30万円の場合、月々27,450円、年間329,400円を会社が負担しています。
ちなみに、健康保険料も会社が半分負担しています。同じ例では会社負担は年間153,000円です。
厚生年金に加入しておくと、老後にみんながもらえる国民年金に加え、厚生年金分ももらえます。
なお、厚生年金は会社員が対象で、フリーランスや個人事業主は加入しません。

慶弔見舞金はブックルックチームで規定しています。
結婚祝い金 30,000円(勤続3年以上の場合)、出産祝い金(10,000円)です。
大変残念ですが家族の死亡、住居が被災した場合の見舞金も定めています。
その他、状況により会社が支給の必要のあると認めた場合にも慶弔見舞金を支給できるようになっています。

その他、社内施設サービスとして冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かし器なども準備しています。

以上のようにブックルックチームでは、仲間や取引先との飲食、スキルアップ、健康増進、レクリエーション、お金的なものなど給与以外の間接的な報酬となる福利厚生を積極的に採用しています。

ブックルックチームにおける各メンバーの存在意義は編集作業だ

ブックルックチームでの各自の存在意義について考えてみよう。
あなたがチームに所属している理由は、または意味は何なのか。
理由はとても簡単で、他の人から必要とされているからだ。
だから、他の人があなたに期待していることに応えることが仕事となる。
では、期待されていることとは何だろうか。それはあなたの「編集」だ。
「編集」とは、入ってきた情報に手を加え、出力することだ。
「え?情報を書き換えていいの?」と思ったかもしれないが、ブックルックチームではそれを期待しているのだ。もちろん、意図的にフェイクに書き換えてはならないし、「ですます」を「である調」に書き換えるだけでは意味がない。

事例をあげて編集とは何かを考えてみよう。
1つめは、編集をしていないケースだ。他の人の期待に応えていない事例である。
あなたの友人が、引っ越ししようと新しいアパートを探しているとしよう。あなたは一緒に探してあげようと言い、あなたの知り合いの不動産屋さんに友人の希望を伝えた。間もなく10件くらいのアパートの情報をメールでもらい、そのメールをそのまま友人に転送した。
これはただメールを転送するだけの「作業」だ。メールソフトにあらかじめ転送する設定をしておくのと同じだ。
編集を加えるなら、得た情報を自分なりに読み込み、検討することが必要だろう。そして比較し易いように物件一覧を作成し、メリット/デメリットがわかる様にしてから友人にメールを送ることが、一緒に探すことになる。

2つめの事例は、編集を行ったケースだ。
1年間に実施した複数プロジェクトの評価をプロジェクトオーナーであるチームリーダーが行い、あなたはそれを集約して上司に報告することを求められたとしよう。
チームリーダーからもらった評価をコピペして1つの表にまとめただけでは、ただの「コピペ作業」になってしまう。
あなたが編集者として行うべきは、つまりあなたの上司の期待は、チームリーダーのプロジェクト評価は適切かどうかを確認したり、良かった点や改善すべき点が一目でわかるようにすることであろう。

仕事には必ず、依頼する人とされる人がいる。依頼する人はお客様だけでなく、上司、部下、同僚、パートナー会社の人など多方面にいる。
あなたの編集により、依頼者の仕事が効率化され、質が向上し、新しい気づきやアイデアから創造されることもある。

ロボットやAIにはまだ編集はできない。人間の持つ大きな力である。

未経験者の就活は志望動機をしっかり書こう

ブックルックチームでは、仕事に対する「能力」、業務完了までの「過程」、業務完了後の「成果」を評価しています。なので、ブックルックチームの人事担当者がもっとも知りたいことは、具体的な経験や実績です。経験者であれば、履歴書や職務経歴書に実績や経験を書くことは難しくないでしょう。
しかし、未経験者は書くことができません。ですから志望動機でのアピールが大事になります。なお、志望動機でのアピールといっても「やる気は人一倍あります!」というものではなく、仕事に対するモチベーションや思いをがあると思いますので、そこを書くことです。
一方、採用担当者にとっても、実際に仕事を任せてみないとわからないのが実情です。だからといって「とりあえず採用してやってみてもらおうか」などというわけにはいきません。目標にどのくらい執着してやれるのか、しっかり見極めてお互いが不幸にならないようにしなければなりません。 その見極めの手がかりが履歴書です。

もちろん、履歴書が採用判断のすべてではありません。面接も必要です。
面接では、聞かれたことに瞬時に考え、簡潔に間違いなく説明しなければなりません。どんなに準備をしても限られた時間で自分を上手に説明し尽すことは、よほどの才能がない限り難しくはないでしょうか。人となりをそのまま引き出すことが面接の目的ですから、流暢に話しできなくても、それで私は良いと思います。人事担当者が理解できるように話そうとしたか、話せたかなどを総合的に判断させていただいたおります。

話は戻りますが、履歴書は応募者にとってもっとも都合の良い自己表現の機会です。
なぜなら、十分に時間をかけ、よく考え、理解し易い文章で記述することができるからです。 面接とは正反対です。
あえてもう一言付け加えると、十分に考え抜かれた履歴書でも、それが伝わらないと意味がありません。
次に、私なりの履歴書の書き方をアドバイスしたいと思います。

履歴書の左半分は自分の「外見」、右半分は自分の「内面」を書くようになっています。

「外見」とは、これまで自分が属していた学校や会社などを時系列に説明します。人事担当者はそれまでの軌跡を想像を働かせて読み解こうとします。
「専門学校を卒業後、営業職を5年やっているな。働きながらプログラミングスクールに通っているな。なかなか骨がありそうだな」とか。
また別のケースでは、、、「4年制大学卒業後すぐに就職したものの、数カ月で次の会社に転職しているな。そしてまた1年数カ月で転職か。入社前後で思っていたのと違ったのか、何か問題があったのか。。。 当社に入社してもまた同じような状況になったら嫌だな。」とか。
良い悪いというようりも、会社にマッチするかどうかを考えます。

このように「外見」からブックルックチームとマッチするかを探る第1歩となります。採用しようという人がどんなに優秀でも、 ブックルックチームと合わない場合はお互いが不幸になりますから採用しません。
なお、この合う、合わないとは、これまでのお互いの成功体験についてどれほど共感し合えるかで判断できます。どうやって成功することができたのか、面接で是非お話いただき、またブックルックチームの話もお聞きいただき、判断していただきたいと思います。

次に「内面」に移ります。履歴書の右側には、取得資格、趣味、志望動機などを記載します。
資格欄では、何に興味を持ち、どのくらい努力しているのか判断できます。
「応募してきた職種については未経験ではあるものの、1年前から関連する資格取得をしているな。本気でこれまでと違う世界に飛び込みたいんだな。」とか。
または、「新しいことをやりたいという気持ちはあるようだが、まだ具体的な行動には至っていないようだな。」ということが伝わります。

趣味についても人となりを表現するチャンスです。仕事以外に一所懸命に取り組んでいるものがあれば、それもアピールするとよいでしょう。万が一、仕事に支障が出る恐れがあるような趣味であれば、それも素直にあらかじめ記載しておくことも誠意のある行動だと思います。
ちなみに、私が20~30歳くらいのときの履歴書の趣味欄には「仕事」と書いてありました。本当に仕事が好きだったので。。。むしろ仕事以外何もありませんでした。休日もパソコンのキーボードをたたいてました。人によってはさみしい人だな、と思われたかもしれません。

そしていよいよ本題の「志望動機」です。
採用担当者は履歴書の「外見」からブックルックチームと合う、合わないを推測し、同じく履歴書の「内面」でその人の興味だけでなく、行動力、実現力、継続力などを推し量ります。そしてそれらのモチベーションとなっているものは何なのかに関心が移るのです。

志望動機の例としては、 「あなたは紺色が好きなようですね。私も紺色が大好きなんです。紺色のモノを見ていると心が落ち着き、頭がすっきりします。仕事に集中できるだけでなく、創造的なアイデアが湧いてきて、いろいろ試すことが多くあります。」というものです。これは紺色好きのモチベーションが書かれています。履歴書には不相応ですが、例を説明するために分かり易い内容にしてみました。

例の冒頭では、私(求職者)があなた(求人・会社)をどう思っているかが書かれています。あなたは紺色が好きですよね、と。
会社をどのように見て、どこを取り上げるかは人それぞれです。思想や経験によりさまざまあるでしょう。だからこそ、採用担当者はここに大変興味があります。応募してきた方がブックルックチームのどこに着目し、どうして志望したのか。また、当然、採用に応募する前に会社のことを調べてきているはずだと思っています。

しかし、未経験者は応募しても面接まで至ることが少ないため、手当たり次第に応募しているケースも見られます。そのため、応募する会社のことをほとんど調べずに、汎用的な志望動機を記載した履歴書を送っています。
毎日何枚もの履歴書に目を通している採用担当者にはそれはすぐにわかります。

また、「大企業で安定している」「世間に注目されるサービスがある」「優秀な社員が集まっている」「働き方に柔軟性があってリモートワークができる」「福利厚生が充実している」という内容も、思うのは悪いことではありませんが、相手に自分を伝えるためのツールである履歴書の志望動機欄にはふさわしいとは言えません。
それは、give and take の take、つまり自分が得ることに着目した内容だからです。
話しを広げたい(書類選考から面接に進みたい)なら、give につながる会社の特徴を取り上げるとことがポイントです。
よくある分かり易い例では、「成長段階にある御社にとって、大型プロジェクト経験が10年以上ある私が貢献すべきことがたくさんあると思い志望しました」とか、「ベテランが大勢いらっしゃる御社にとって、営業で鍛えられた明るさで職場を活気づけられると思い志望しました」などです。

次に、未経験である私(求職者)ができるようになれると思う理由を書きます。
どんなに会社にマッチしても、仕事ができなければ悲しい結果になってしまいます。採用担当者はできるかできないか、できそうならどのくらいの期間で求めるレベルに達成するか、最悪でも出来なかった場合に他の仕事を任せられるかを確かめます。

やはり、全く見たことも触れたこともないのに、すごいと思ったからとか、やってみたいと思ったから、といった漠然とした理由ではできる、できないがわかりません。
少しでも実際にやってみることが大事ではないでしょうか。
プログラム開発であれば、どのくらいの時間でできたのか、何を何時間かけたのか記録しておくと大変すばらしいと思います。
やってみれば、自分でできるかできないかわかりますし、説得力も出てきます。
例えば、「お問い合わせフォームを2週間かけて開発し、自分でもプロとしてやっていける自信を持ちました。書籍を読みUIにも興味を持ちました。」となれば、できそうかどうか判断もできますし、プログラム開発ができなくてもフロント系の仕事を任せることもできそうだと思われるでしょう。

次に、頑張れる理由を書きます。
未経験者にとって、入社後はいばらの道です。一緒に仕事をする仲間に1日でも早く追いつかなければなりません。いつまでもお荷物ではいられません。
やるべき仕事がたくさんある上に、1つずつ時間もかかるでしょう。帰宅してから自習をすることも欠かせません。
なぜ、そんな努力をしてまでも未経験の職に就きたいのでしょうか。その思いを、またはやりたいと思ったきっかけなどを書くとよいです。

最後に、「御社に就職できたら精一杯頑張ります。いろいろ教えてください」とか「仕事を通して学びたいです」は社会人として好ましくありません。それなら学校に行ってください、ということになります。
会社は生産の場です。未経験者であっても何かを産み出し、その対価として給料を得るのです。先述したgive and take です。take、take、takeでは採用したくてもできません。
未経験ですから入社当初はできないのは仕方がないです。
だからこそ、90日後を目安にどのくらいできるようになりたいか、学習は自宅でできる準備ができているのか、といったことを考えると、自然と「教えてください」から「貢献します」になると思います。

ブックルックチームでは、プログラマーやシステム管理者を募集しています。是非チャレンジしていただきたいと思います。

20代を振り返ってみたら、1割の頑張りで仕事が楽になっていた

継続的に成果を出しながら働く秘訣は10~20%だけがんばること。ずっとがんばり続けたらきっと体を壊すに違いない。だけどがんばらなければ昇格、昇進、昇給は手に入らない。
長く楽に成果を出し続ける方法を、小山内の20代前後の経験を通して紹介。
20代向けコンテンツ。

ニイゼロ ウェビナー(2020年12月31日終了予定)をご覧ください。

これから社会人になろうとしている20代の方向けにお話ししました。
私の20代前後の時の話しです。
私が社会人になってからのことを振り返れば、ずーっとがんばり続けてきたわけではありません。
かといって、6割とか8割とか、適度に力を抜きながらやってきたわけでもありません。

頑張れるときに徹底的にやりました。
その徹底的にやる期間は1~2年間だけです。
いつもいつも徹底的にやり続けることはできません。
頑張りたい気持ちがあっても、10年間で1度、1~2年間が限界でした。
それだけですが、そのおかげで仕事をとっても楽にできた経験を何度もしました。

仕事上でいちばん辛いのは「わからないこと」。
「わからない」だけなのに苦の連鎖が始まってしまう。


どうしたらいいのかわからない、どういう意味なのかわからない・・・
わからないから誰かに相談したいんだけど、周りに教えてくれる人がいない・・・
わからなくて放置しておくとお客様や上司に何とかしろと言われる・・・

「バカヤロー!」

反対に、楽な仕事は「わかっていること」をやるとき。

どうやったらいいかわかっている仕事。
答えがわかっている仕事。
以前やったことがある仕事。

多くの方はやるべきことをやっていれば、仕事の中で充分に「わかっていること」は得られると思いますよね。確かにその通りです。
でもそれは普通。普通とは他のみんなと一緒ということです。
みんなと一緒の場合、プラス マイナス ゼロの結果で、会社では昇進、昇格、昇給のチャンスは基本的にありません。
ベースアップは見込めるかもしれませんが。
特に私は同僚よりもITに関する知識が少なくマイナスからのスタートでしたから、毎日仕事の中で頑張り続けてプラス マイナス ゼロの評価でした。

「俺は資料屋さんじゃないんだ!」

「わかっていること」を増やせば仕事は楽にできます。
普通に仕事をやっていれば「わかっていること」は増えますが、他の同僚も一緒に成長するわけですからプラスの評価は得られません。
だからこそ、短期間でもいいから頑張ることが役に立つのです。

私は1年間だけ徹底的にやったことで、次の10年分の「わかっていること」を先回りして増やすことができました。

次に、何を徹底的に頑張るかが大事です。
徹底的に頑張るべきことは、自分が今、任されている仕事です。
または、その仕事に関することです。
今やっている仕事をもっと効率的にできる方法があるはずです。
身近に関連する仕事があるはずです。
さらに身に付けるべき知識や技術があるはずです。
業界や他社の動向を調査して参考にできることがあるはずです。
いつも他の人にやってもらっていることを自分でできるようになってもいいはずです。

トロフィーや賞状は持ってるけど、なんで?!

就職する前の方なら、自分が好きなことで、確実にできることで、社会で多くの人が必要としている、または実際に利用していることです。

まず、好きじゃなければ頑張れません。いい給料がもらえなかったとしてもやりたいこと、それが好きなことです。
そしてその好きなことを自分が確実にできることです。「やってみたい」だけではだめです。
最後に、好きだけじゃ仕事になりませんから、 社会が必要としていることも大事です。

例えば、歌が好きだから歌手になろう、と言っても多くのファンがいなければ仕事として成立しません。
コンピューター プログラマーになりたいと思っても、プログラムを1行も書いたことがないのなら、本当にできるかできないかまだわかりません。
起業して偶然うまくいくことがあっても、経営を理解して実行できなければ長続きはしません。

仲間由紀恵さんが表紙の雑誌にも!

このように考えてしまうと、「自分の好きなことで社会の役に立つ」というのは夢のような話に聞こえるかもしれません。
でも、それはひとりひとりの足もとにあるのです。
あなたが持って生まれたもの、今までやってきたこと、今まで巡り合ってきたこと・・・それらはすべてあなたが社会で役立つために用意された運命なのです。

改めて今、自分が何を頑張ったらよいか、足もとを掘ってみましょう。そこにきっと泉が湧くはずです。

最後に「また出たよ!」