社会貢献とは、何か。募金活動ではない、物資の提供ではない、ボランティアでもない。
社会貢献は、する人とされる人がいるが、それは違う。社会に貢献していない人はいない。生あるものは皆、社会に貢献している。
つまり、日常の生活が社会貢献に連なっているのであるが、人の中ではそれだけでは不十分である。
そう考えると、社会貢献は自らの身を削って行うことである。
仕事、家事、研究、勉強、遊びなど、何でも一所懸命やれば、少なからず社会に貢献するだろう。
同時に身を削ることが、自らのパワーの源泉にならなければ継続できないし、楽しくない。
誰もが生きることで社会に貢献することになる。貢献が生きる意味を与える。その貢献を一定のレベルを超えたものにするには、やはり努力が必要である。