あなたの厚生年金保険料は多すぎたり少なすぎたりしていないですか?
厚生年金の保険料は月給と賞与にかかる。
保険料は、毎月変動する月給ごとに計算するのは面倒なので、4~6月の平均月給を元に計算する。
平均月額のレンジに応じて、30ある「標準報酬月額」のどの等級かが決定される。
なお、平均月給が101,000円未満は1等級、605,000円以上は30等級となる。
保険料率は加入する厚生年金基金により異なる。政府管掌の厚生年金では、15.35%。
これを労使で折半する。
細かいことだが、折半するため、1円未満の端数が発生する。事業主が月給から天引きする場合、50銭を超える場合は1円、50銭未満の場合は0円とする。
7月以降に採用した場合は、見込みの平均月給に基づく。
(以下、2008年11月23日 日本経済新聞 朝刊から)
厚生年金加入者の月収平均は31万円だそう。62万円以上が234万人で全体の6.8%。ということは加入者数は3441万人。
>政府管掌厚生年金の標準報酬月額はこちら。
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/iryo11.htm