「ワロタ ”売上高増加分の大半を海外市場でまかなうとしている。”」
「かくあるべし。」
「さすが、考える事がグローバル!!でも僕も負けてらんないなー」
「地元意識が弱い会社はやることがハデだなぁ。どっぷり地づいてた前の会社では、海外法人への「大量転勤」計画が出ただけで人材流出が始まったというのに」
「周囲を無視し続けてこのまま行ったら問題だと思う。自分(の派閥)さえよければいいとう政治家みたいな自己基準はリーダーとしてどうなのか?」
賛否両論が並ぶ。
今の日本の意識をうまく表しているように思える。
http://bit.ly/info/6FeDx9
これは、下記のユニクロの「民族大移動」のニュースに対する「ネット反応」である。
ユニクロが「民族大移動」 年内に数百人を海外勤務に
1月4日20時12分配信 産経新聞
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは4日までに、年内に数百人規模のグループ社員を海外に転勤させる方針を明らかにした。中国や韓国、ロシアなどへの積極的な出店に伴う措置。現在の海外勤務者数は約100人で、一気に数倍に増やす。グローバル企業を目指す中で、社員の意識改革を促す狙いもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100104-00000591-san-bus_all
これまでトヨタやホンダがやってきたような海外進出の形とはまったく異なる。
グローバル化前の国際化は、現地の品質を日本人が求めるレベルにするための「現地人の日本人化」が目標であった。
だが、グローバル化後の国際化は、「日本人の現地文化理解に基づいた国際化」が鍵だ。「日本人の現地人化」ではない。
あなたが国際化するとはどういうことだろうか。世界中を飛び回ることでもないし、外国語ができることでもない。
フラットな地球の遠く離れたところを理解することである。
そして、それぞれの国や地域の文化に浸ることで、それぞれのニーズを把握し、グローバルのニーズにまとめあげることである。
そしてそれができない、やりたくない、という人は会社から去ってもらいたい、ということもあるはずだ。
これは勝手な憶測だが、恐らく、日本発のグローバル商品の開発を目指しており、裏返せば、日本からガラパゴス(日本)仕様の商品や店舗の割合を減らすことで国際競争力を高めようというものであろう。また、日本人への新しい文化の提案も目論んでいるのであろう。
私は大、大、大賛成である。
日本人の半分が、アジアを軸にした海外文化に浸り、自らの糧にしたら凄いことになると思っている。
これは、日本文化を捨て去ることでもないがしろにするものでもない。
それは、経済だけではなく、愛情の向上である、あって欲しい、と思う。