タンザニアのコンセントの電圧は220~240Vです。
多くのパソコンは100~240Vに対応しているので、電圧についてはまず問題はないでしょう。
ドライヤーなど100Vにしか対応していないものは使えません。壊れてしまうかもしれませんので、持っていく場合は対応電圧の確認が必要です。
それと、電力の供給が安定していないので、長時間席を外す場合は、パソコンなど精密機器のコンセントは抜いておいた方がよさそうです。
特に停電後、復電するときに機器を破壊するほどの電圧がかかる場合があります。
そのためなのか、よくスイッチ付のコンセントを見かけます。
コンセントの形状はBF型です。
稀に日本で通常使われているコンセントも使えるような形になったものもありますが、ほとんど期待できないです。
変換プラグを持っておいた方がストレスがなくていいです。
最後に、とても興味深かいのは、電気はプリペイドであることです。
もちろん、旅行でホテルに泊まる場合は関係のない話です。家を借りる場合の話です。
電気は、街にあるお店で買います。お金を払うと引き換えにレシートをもらいます。
そのレシートに10ケタくらいの数字が書いてあります。
家の玄関の前に電力メーターがあって、フタを開けるとテンキーがあるので、レシートに書かれた数字を入力します。
すると、使用可能な電気量を示す数字が増えるのです。
中には携帯電話で電気を買える場合もあるとのことです。
わざわざ街にあるお店まで行く必要がありません。携帯電話の料金と一緒に支払います。
これはすべて私の推測ですが、電線を通って中央にあるサーバーに照合するのだと思います。
街の店で電気を買うとその情報がすぐさま中央サーバーに送信されます。
そこには、レシート番号と購入電力量が記録されていて、電力メーターからの要求を待ち受けるのです。
これで、どの家が電気を買ったのかもわかるようになっていると思います。
日本のように各家を巡り歩いて電力使用量を目視して記録しているのと比べると、とても効率的で近代的に思えます。