人生において究極の1冊

多摩大学大学院で聴講生として、橋本大也先生の授業に参加していますが、なかなか興味深いお題が出されました。

それが、「あなたの人生において究極の1冊はなにか?1行紹介してください」というもの。
1冊だけ、というのはなかなか難しい。

それぞれの場面で力になってくれた本があり、精神力の支えになってくれた本があり、今の私の意見をうまく表現してくれている本があり、みんなに紹介したい本があり。。。
いろいろ考えた末、普遍的にチャレンジ精神を持てる1冊を選びました。
普遍的にというのは、いつの世も通用する、ということです。
いつの世も、もうこれで完璧、誰にも負けない、ということはないのです。「盛者必衰」とはこのことか、という1冊です。

これは結構、スタンダードな選択でしょうね、きっと。
私はこの本を読み始めてすぐに、それまで長年の疑問が解けたと同時に、将来に対する不安が払拭されました。私が持つ方針なら、後発で小規模組織であろうと大企業を超えることができるとカクシン(確信と革新)しました。

クリステンセン 『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』