今日も、同じ時間に、同じ場所で、何か作業をする人を見かけた。
そのとき、尊敬の念が湧いた。
なぜだろうか。
いつかも、毎朝立て続けに、会社に行く途中の店舗の前で、同じコト、例えば掃除や棚の上の商品の整理をしている人を見かけたことがある。
そのときにも、どわっと尊敬の念が湧いた。
なぜだったのだろうか。
でも、毎日、同じことを同じやり方でしかしない人には、そうは思わない。
なぜだろうか。
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考えてみた。
日々の仕事は、決まりきってやるべきルーチンワークと、工夫を凝らしながら挑戦していくクリエイティブワークに大別できると思う。
そして、クリエイティブワークは、ルーチンワークの繰り返しの上に成り立つ、というのが私の考え。
暗黙知が形式知から生まれるという理論からも説明できる。
ルーチンワークを疎かにする人に、クリエイティブワークは絶対に務まらない。
だから、ルーチンワークが正しくできない人には、クリエイティブワークによる成果は見込めない。
それは、私個人の経験ではあるが裏付けている。
つまり、
ルーチンワークがキチッとできる人は、クリエイティブワークで成果を出せるポテンシャルが非常に高い、と感じるのであろう。
もう1つ付け加えるなら、ルーチンワークであっぷあっぷな人は言わずもがな、だが、クリエイティブワークどころではない。
ということで結論。
余裕の顔で、ルーチンワークをキッチリこなしている人を見ると、「きっとクリエイティブワークでも成果を出しているんだろう」と勝手に思い込み、尊敬の念が湧くんですね、私。