駅前の大規模再開発といえば、最近注目を集めたのが川崎市の「武蔵小杉駅」ですが、調布駅もまさに今、大規模な再開発が進んでいます。
駅舎をすべて地下化し、上空にできたスペースに駅前広場やロータリーが新たに整備されるほか、商業施設の建設が進んでおり、2017年中に開業する予定になっています。
まず、地上5階建てのA館は、ファッション・雑貨・レストランなど多彩な専門店が集う商業施設を目指し、現在計画が進められています。
またB館には、家電量販店「ビックカメラ調布駅前店」が秋ごろに開業予定。
そして、地下1階・地上5階建てのC館は、シネコンの「イオンシネマ」が開設されることが決定!11スクリーン、約2100席という多摩地区最大規模のシネコンになる予定です。これら3棟の売場面積は約11900平方メートルにもなるそうですよ!
さらに、駅前からは少し離れますが、2020年の東京オリンピックの競技会場が調布市にになっており、郊外で開発が進んでいます。
FC東京のホームである「味の素スタジアム」のとなりに「武蔵野の森総合スポーツ施設」がまもなく開業予定。約4800平方メートルのメインアリーナのほか、サブアリーナ、プール、トレーニングルームなどを備えた、多摩地区最大規模を誇る体育施設です。オリンピック終了後は、スポーツイベントだけでなくコンサート会場としても活用されるようで、年間数百万人の集客が見込まれています。
もともと都心へのアクセスは、武蔵小杉駅と同じくらい便利な調布駅。オリンピックに向けて、ますます開発が進み、人気を集めそうですね。