システム開発は、ほとんど座りっぱなし、じっと画面を見つめて、キーボードとマウスを操作するだけ。
でもお腹がすくんです。小腹が。
体の運動量は非常に低い仕事ですが、頭がエネルギーを消費してお腹がすくんです。
お客様の真の要望を探求し、それをユニークに解決するための方法を考え続けなければならないため、頭脳はフル回転です。
そこでこれまでは、福利厚生を兼ねて、みんなのもうひと頑張りを応援するために、外で買うより少し安い100円で「1本満足バー」とか「クリーム玄米ブラン」を用意していました。
でも、お得意さんは一部の男性社員に限られていました。
そこである女性社員が社内の声を聞きつけ、駄菓子の販売を始めました。
「お腹がすいたけど、それほどがっつり食べたくはない。」「手軽に食べられて色んな味も楽しみたい。」そうです。
1つ課題があったのは、お金の受け渡し。以前は貯金箱に代金を入れてもらってましたが、これからは社内に現金をおいておくのは控えたい。
そこで、チケットを作成して月末に清算することとしました。
後にこの「つけ払い」は駄菓子屋さんにとっては好都合なシステムであることがわかりました。
お菓子を買うときに現金を出さなくていいので、気軽に買ってしまうのです。
さて、準備ができたところで、駄菓子を買ってきてほぼ提供開始しました。
すぐにお客様(社員)がやってきて1人で2個、3個と買っています。
これまであまり近づかなかった女性社員もやってきます。
あれが欲しい、これが欲しいとリクエストもあるので、それにもとづいて仕入れる、そして売れるを続けてます。
なお、この駄菓子屋は会社が運営しているのではなく、思いついた女性社員が個人的にやっているので、社内副業状態です。
自分の本業に影響がなく、メンバーの「もうひと頑張り」を支えているので、良しとしましょう。