ビジョナリー・カンパニー

ジェームズ・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 『ビジョナリーカンバニー』より。

ビジョナリー・カンパニーとは、ビジョンを持っている企業、未来志向の企業、先見的な企業であり、業界で卓越した企業、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトをよろしくお願いします。世界に与え続けてきた企業のことです。

さて、次の12項目の内、ビジョナリー・カンパニーに当てはまるものはどれでしょうか。
1. すばらしい会社をはじめるには、すばらしいアイデアが必要である。
2. ビジョナリー・カンパニーには、ビジョンを持った偉大なカリスマ的指導者が必要である。
3. とくに成功している企業は、利益の追求を最大の目的としている。
4. ビジョナリー・カンパニーには、共通した「正しい」基本的価値観がある。
5. 変わらない点は、変わり続けることだけである。
6. 優良企業は、危険を冒さない。
7. ビジョナリー・カンパニーは、だれにとってもすばらしい職場である。
8. 大きく成功している企業は、綿密で複雑な戦略を立てて、最善の動きをとる。
9. 根本的な変化を促すには、社外からCEOを迎えるべきだ。
10.もっとも成功している企業は、競争に勝つことを第1に考えている。
11.2つの相反することは、同時に獲得することはできない。
12.ビジョナリー・カンパニーになるのは主に、経営者が先見的な発言をしているからだ。






本を読んだことのある方ならご存知のことでしょうが、すべて当てはまりません。

組織のあるところ、どこででもこれらについて考えてみるといいでしょう。
例えば、国だってそうです。
今の日本を良くするにはすばらしいアイデアも、偉大なカリスマ首相も、なければならないものではありません。