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アフリカ 本当にいる吸血鬼、毎年たくさんの人が犠牲に

吸血鬼に血を吸われ死んでしまう。。。

アフリカにいる吸血鬼はドラキュラではありません。
蚊、です。マラリアを持った蚊。

マラリアに感染した場合、早期に対処しないと短期間で重症化し、死に至ることもあります。
マラリアは種類によりますが、2週間から1か月間の潜伏期間があり、その間、発熱や悪寒が定期的にやってくるそうです。
疑わしいときはすぐに病院に行って薬を飲みましょう。

年間2億人以上が感染し、約80万人が死亡しています。特にタンザニアのある東アフリカでの報告が多くなっています。

マラリア原虫を持つ蚊に刺されて感染しますから、蚊にさされなければよいのですが、いたるところでたくさん飛んでいます。

私と蚊の戦いです。
タンザニアのホテルでは、部屋のエアコンを消しても寒くて眠れなかったので、5階だから大丈夫だろうと窓を開けて寝ようとしましたら、耳元でプーンという音。
蚊と頭脳戦を繰り広げ、1時間後にようやく退治したこともあります。

たぶん、どこかに穴が開いていて外と通じているんだろうと思います。
あるオフィスでは、毎朝行くたびに10匹くらい蚊がいるところもありました。
私の目の前を通り過ぎるたびに1匹ずつやっつけていきました。
タンザニアの人たちも、マラリアは怖いと言い、刺されないようにとても気を付けています。

特に気を付けたいのが、長い間水たまりになっているところです。ボウフラがわき、蚊がたくさんいます。
その他、放置された水の入ったバケツがあるところも危ないです。
マラリアの予防薬もあります。
多分マラリアの種類により効く効かないがあるようですが、タンザニアでは、マラロンという1日1回飲む薬を勧められました。

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さて、マラリアの犠牲者のほとんどは5歳未満の子どもたちです。
水たまりを好んで遊びますし、蚊が寄ってきても気づかなかったりと、子どもたちは蚊に刺されやすい状況です。
また、感染してもお金がなかったり、マラリアであることが分からなかったりで、病院に連れて行ってもらえないことも死亡に至る原因と言われています。
死ぬことはなくても脳に障害を持ってしまうことも高い確率であるようです。

まずは、アフリカの親たちが、私たちも、マラリアに対する正しい知識を持つことが必要でしょう。
そのために私たちができることはたくさんあるはずです。
アフリカでのビジネスを通して貢献していきたいと思います。

タンザニアのインターネット事情

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タンザニアの大都市 ダルエスサラームを少し離れると、幹線道路沿いにたくさんの住宅が並んでいました。
車で100kmくらい走りましたが、この写真の風景がずっと同じ調子で続いていました。

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しかし、見る限り電柱や電線が見当たりません。
聞くところによると、電気が通っておらず、自家発電装置を使っているところがまだたくさんあるとか。

日本では、インターネットが始まる前から電話線がすべての家をつなぎ、鉄道が東西南北に走っていましたから、それらを利用することでインターネットを容易に普及させることができました。
しかし、ここタンザニアでは、日本のようなインフラは整っておらず、かつ携帯電話が普及しています。
今後、スマホでのインターネットアクセスが増えるのは当然といえるでしょう。
携帯電話の通信速度もどんどんよくなっていくでしょうから、光ファイバーを国中に張り巡らせようなどと考える人はいないと思います。

さて、携帯電話の料金ですが、プリペイド、通信料無制限で、1か月40,000TSH(2500日本円くらい)です。

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平均的な給料が3万円くらいだそうですから、その12分の1。
手が届かないほどではないですが、いつでもどこでもバンバン使うというところまではなかなかいかないですね。

だから多くの人は会社でブラウズするんですね。Youtubeもいっぱい見るとか。
有線でもADSLの1Mbpsとか2Mbpsが主流ですから、会社でそんなにアクセスされたらネットワークがビジーになってしまいます。
ある10Mbpsを引いているところのシステム管理者が嘆いていました。

日本のインターネット黎明期はコンテンツが少なくサイズも小さかったですが、今やコンテンツは膨大でおもしろい動画もいっぱいありますから、それを見るなと言われても難しいですよね。

アフリカ タンザニア 日用品は全部まとめてここで買え、ただし味噌以外

アフリカ タンザニアのダルエスサラームなら、モノは一通り揃っています。生活する上ではまったく不自由しないと思います。

例えば、「全部まとめてここで買え」とレジ袋に書いてあるスーパーがあるほどで、そこでは多品種を少しずつ在庫しています。
日本で売っているものは大抵揃います。私の場合、今のところ欲しかったモノがなかったことはないですね。
パン、コーンフレーク、アイスクリーム、カシューナッツ、トイレットペーパー、箱のティッシュ、歯磨き粉、文具、ヘアドライヤー、ひげそり・・・
食パンが結構おいしかったです。

ガスボンベまで売っています。
ガイドブックに書いてありましたが、タンザニアではインフラが安定していないので、電熱器とガスレンジの2つを備えている家庭が少なくないようです。
普段は電熱器を使い、停電時にはガスを使うようです。

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さて、街に行けば、パソコンの周辺機器、家具、雑貨、賞品用のトロフィーまであります。

しかも日本製品が多くあり、日本から来た私たちにとっては安心感があります。
ただ値段が他の商品より2~3倍高いです。
例えば、クリネックス ティシュ―は、先ほどのスーパーでは200円くらいです。
日本製は品質が良い、というジャパニーズ ブランドが浸透している証拠でもあります。
ただ唯一売っていないものがあります。
現地に住んでいる日本人に聞きましたら「痛いところを突きますね」と言われたモノです。
私の場合、海外出張で10日間を超えると恋しくなります。
なので売っているか聞いたのですが、売っていないそうです。
それは味噌です。
豆板醤や韓国の味噌は売っているそうですが、日本の味噌はないとのことです。
日本から送ってもらうにしても、味噌は重たく、送料を考えると限りがあるそうです。
日本から長期出張する場合は少々重たくても味噌は持っていきたいですね。

タンザニア 持ち物は頭の上に

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タンザニアでまずはじめに興味をひいたのは、頭の上に物を乗せて歩く人をあちこちで見かけたことです。

高さ50cmもある籠、500mlペットボトル20本以上は入っているだろうと思うタライ、大きなゴミ袋のようなもの、重いものだけでなく小さなカバンを乗せている人もいました。

普通の速さで歩いています。
体幹がしっかりしていてバランスもいいんですね。

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