Human Resources (人材)

【社員座談会】 社員3名が語る「ブックルックチームの魅力」

社員のみなさんへのインタビュー企画、最後となる第4弾は、これまで登場していただいた3名による座談会です。社内の雰囲気や、調布の魅力、おススメのランチスポットにも話が広がりました。

■会社の雰囲気、特徴は?

—:この会社の特徴、いいところなど、教えてください。

藤田:堅苦しくない会社だと思います。

森下:自由な雰囲気ですよね。

—:開発面での特徴は何かありますか?

木村:スピード重視で、ドキュメントよりもアウトプットのスピードが大事ですね。よく言えば自由です。だけど、だんだん組織的な動きが増えてきた気がします。

—:ベンチャーとして成長してきて、だんだん社員の方も増えてきて、成長のための組織化が始まった、ということですか

森下:そうですね。そういう時期なのかもしれません。

—:では、この会社で働く魅力を教えてください。前の会社と比べていいところ、楽しさなど。

木村:こうしたい、っていう要望を聞いてくれるし、話が早いのがいいところです。風通しがいいですね。もともとアルバイトとしてこの会社に入ったんですけど、社員になりたいなと思って、「社員にしてください」と言ったら、すぐに採用してもらいました。この会社に入れてラッキーだったなと思います。

—:アルバイトというのは、プログラマーとして?

木村:はい。家から近いから、っていう理由で入ったんですけど、「当たりかも!」と思いました。入社して2年半になりますが、居心地がいいと思います。

—:社員になりたいと思ったきっかけがあったんですか?

木村:社長との距離が近くて、社員にしてください、って言えばしてくれそうな雰囲気があって…、「言ってみよう!」と思ったんです。

—:なるほど、分かる気がします。では森下さんは?

森下:前職はプログラマーで、超ブラック企業だったんですけど(笑)、この会社はシステム会社なのに帰りが早いですよね。

—:受託中心のIT企業って、勤務時間が長く傾向があると思うんですけど、この会社がそうなっていない理由は何かあるんですか?

森下:行程管理がきちんとしているからだと思います。クライアントとの関係もいいですし。

—:では藤田さんは?

藤田:前職もIT企業だったんですが、ここの会社は一次受けで、今までは二次・三次だったので、お客様と直接話せることが新鮮です。


木村かんなさん

 

■「調布」という街の魅力

—:皆さんどのあたりから通勤してるんですか?

森下:私は調布です。

木村:私も調布です。

藤田:少し遠いんですが、赤羽から通っています。

—:社員の皆さん調布の方が多いんですか?

藤田:結構多いと思います。半分より多いかも。

—:調布はいかがですか?

森下:いいですよ。これから伸びていく感じが。都会のくせに田舎、みたいな。

木村:コンビニに駐車場があったり、近所にブルーベリー園があったりするのがいいですよね。

藤田:結構おいしい食べ物屋さんが多いと思います。

—:そうなんですか。皆さんランチはどこに行くんですか?

木村:忙しいときは、近所にオリジン弁当があって、そこに行ってお弁当を買ってきたりすることもあります。

—:食べに行くときのおすすめのお店はありますか?

木村:「ショットバー桂」のランチがおいしいです!バーの時間帯には行ったことがないんですけど(笑)、すごくオススメです。おかずがたくさんついてくるし、お米がおいしいし、大根がしみしみで…。がっつり食べたいときに行きます!

ショットバー桂

藤田:とんかつ屋さんの「かつ元」!キャベツがすっごい山盛りで、ご飯も多いんですけど、おいしいです。

調布 かつ元


藤田暁さん

—:森下さんのオススメは?

木村:森下さんカレーしか食べないでしょ?(笑)

森下:そうなんですよー。週4はカレー行っちゃうんです、「C&C」に。(笑)

—:ではカレーマニアから見て、おススメのところはありますか?

森下:やっぱりC&Cでしょ。調布でC&Cよりおいしいカレー屋はないと思います!

—:なるほど、C&Cはマニアが多いですよねー。

カレーショップ C&C 調布南口店

森下:あと、沖縄料理の「うるま島」はすごいおいしい。

藤田:おいしいですよね!なにげに量が多いし。

森下:ソーキそばがおいしいです。

楽園食堂うるま島

—:そういえばこの辺ラーメン屋さんすごく多くないですか?

藤田:多いですね。有名な「たけちゃんにぼしらーめん」、二郎系の「郎朗郎」、家系の「助角家」、あと「つけめんTETSU」も最近できました。

たけちゃんにぼしらーめん 調布店
郎朗郎 調布店
助角家
つけめんTETSU 調布店

森下:ラーメン屋さんと言えば、そらまめ、おいしいです。

木村:あー、酸辣湯おいしいですよね!

藤田:あとタンタンメンとか。

そらまめ拉麺本舗

—:なるほど、有名店も二郎系も家系もあるけど、社員のおすすめはそらまめ、と言うことですね。

森下:調布の老舗です。

—:うむ、お昼はすごく充実していますね。


森下貴行さん

■ブックルックチームで働く、ということ

—:どんな人に向いている会社だと思いますか?安定志向、成長志向、給料重視、ライフワークバランス、いろんな人がいますよね。

森下:成長志向の方に向いていると思います。

藤田: ですね。いろんな職種をする機会があるので、チャレンジしたい人に向いていると思います。

木村:風通しが良くて、要望を聞いてもらえるし。

—:技術的にはどのようなものを使うことが多いですか?

木村:フレームワークはCake PHPが多いです。あとLaravelが少し。

森下:それからDBまわり、MySQL。あとインフラはすごく重要です。それとデザインもです。世界中で利用されるサービスを作るので、デザインも世界のエンドユーザーに合わせてつくる必要があります。

—:どのあたりの地域が多いんですか?

藤田:アフリカ、アジア、モンゴル、ラテンアメリカ、カリブ諸国、ロシア、コーカサス地方も多いです。

—:なるほど。あと、AWSの構築・運用も強いですよね。

森下:すごい進んでると思います。ビジネス事例もできてきましたし。あと最近、コンサルティングパートナーの資格も取りました。

 


ブックルックチームは、Amazon Web Services Partner Network スタンダード コンサルティングパートナーの認定を取得しました。AWS導入支援のプロとして、企業におけるクラウドサーバーの導入支援をサポートしていきます。お問い合わせはこちらまで


 

—:なるほど。いろんなお話をお聞きして、ブックルックチームがどのような会社か、どんな方が働いているのか、少し分かった気がします。どうもありがとうございました。

【社員インタビュー】保守担当 森下貴行 「課題はスピーディーに解決する」

ブックルックチームで活躍する社員のみんなに、仕事の内容や一日の業務の流れ、仕事のやりがいなどをインタビューしました。社員の方々の生の声から、ブックルックチームがどんな会社なのか、少しでもお伝えすることができると嬉しいです。第3弾となる今回は、保守担当の森下貴行さんです。

—:森下さんの職種を教えてください。

森下:保守をしています。リリース済みのサービスやWebアプリケーションの改修や改善をする仕事です。

—:お客様とお話しする機会が多くなりそうですね。

森下:そうですね。お客様との会話が半分、社内のメンバーと話すのが半分です。想定していた仕様と違う、データが間違っている、などのフィードバックをお客様からいただいて、改修をしていきます。

—:どのようなスキルが必要ですか?

森下:PHPやMySQLの知識が必要です。知識を活用しながら、エンジニアリングサポートをするというイメージです。

—:一日の流れを教えてください。

森下:保守は毎日リリースがあるので、まず朝に、その日のリリース状況を確認します。そして、その日のリリースで影響が出そうな部分について、その担当者に対して確認を取ります。この作業を午前中にします。

—:毎日リリースがあるんですね!

森下:細かなご要望がはなるべくスピーディーに解決していくのが重要です。リリースはお昼休み、お客様がサービスを使っていない時間に済ませます。なので保守チームはお昼時間がずれていて、だいたい13時からです。

—:午後からはどのような業務ですか?

森下:次のリリースの実装をすることが多いですね。自分でコードを改修します。あとはお客様から調査依頼があれば、それを優先的に進めます。バグのご指摘などは最優先で対応します。

—:退社は何時ごろになりますか?

森下:特に何もなければ18時から19時の間に帰ります。また、大きなリリースがある時は早朝リリースになるので、そういう日は早めに帰ることもあります。

—:ありがとうございました。

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以上、ブックルックチーム社員インタビュー第3弾の森下貴行さんでした。次回は、インタビューに登場していただいた3名による社員座談会です!

【社員インタビュー】プロジェクトマネージャー 藤田暁 「プロジェクトがうまく進むと嬉しい」

ブックルックチームで活躍する社員のみんなに、仕事の内容や一日の業務の流れ、仕事のやりがいなどをインタビューしました。社員の方々の生の声から、ブックルックチームがどんな会社なのか、少しでもお伝えすることができると嬉しいです。第2弾となる今回は、プロジェクトマネージャーの藤田暁です。

—:まず、藤田さんの職種を教えてください。

藤田:プロジェクトマネージャーです。基本的にはお客様のオフィスにも席を設けてもらって、そちらで仕事をしています。お客様のご要望のヒアリングやスケジュール調整などをしています。

—:お客様のオフィスがすごく近いですよね(徒歩2分ほど)。出向ということになりますか?

藤田:出向ではないです。ファシリティーを無償で借りている、といったほうが近いと思います。お客様ともそんなに壁があるわけではないですし、過剰な緊張感はないと思います。

 


当社のメインクライアントである株式会社ビィ・フォアードは、同じ調布にあり、当社から歩いて2分ほどのところにあります。ブックルックチームの社員数名がオフィスの一部を場借りしてお客様のご要望に素早くこたえられるような体制を取っています。藤田も、普段はお客様のオフィスで業務に就いています。

—:藤田さんの仕事にはどのようなスキルが必要ですか?

藤田:お客様ときちんと話ができるスキルだと思います。それから開発工数を理解してスケジュールにする能力も必要ですね。

—:一日の流れはどのような感じですか?

藤田:まず朝イチにその日のスケジュールを確認し、11時ごろにミーティングをします。開発、デザイナー陣が集まって、プロジェクトのデイリーの進捗確認をします。だいたい30分くらいです。午後は資料を作成したり、仕様のすり合わせをしたりします。そのほか、お客様と週に一度程度、進捗状況の報告ミーティングをします。

—:退社時間は何時ごろですか?

藤田:19:00から19:30になることが多いです。

—:では、仕事の楽しさはどのようなところに感じていますか?

藤田:プロジェクトマネージャーになって、まだあまり日がたっていないのですが、やはり立場上、プロジェクトがうまく進むと嬉しいですね。

—:ありがとうございました。

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以上、ブックルックチーム社員インタビュー第2弾の藤田暁さんでした。次回に続きます。

 

【社員インタビュー】プログラマー木村かんな 「みんなのコードをまとめて、きちんと動かすのが楽しい」

ブックルックチームで活躍する社員のみんなに、仕事の内容や一日の業務の流れ、仕事のやりがいなどをインタビューしました。社員の方々の生の声から、ブックルックチームがどんな会社なのか、少しでもお伝えすることができると嬉しいです。第一弾となる今回は、プログラマーの木村かんなです。

■仕事内容について

佐藤:まず、木村さんの職種を教えてください。

木村:PHPのプログラマーです。業務用のWebアプリケーションを作っています。PHP、J Query、Smarty、HTML、CSSなどを使って作業しています。Linuxコマンドも使います。

佐藤:一日のお仕事の流れを教えてください。

木村:8:45に出社して、9時から朝礼、9:15から業務を始めます。その後はお昼を挟んで18時まで業務ですね。

佐藤:具体的にはどのような業務をしていますか?例えばミーティングは多いですか?

木村:ミーティングは多くなくて、週二回に客先でミーティングがあるのと、木曜日にリーダーミーティングがあるだけです。

佐藤:そのほかの時間はずっとコーディングですか?

木村:最近は自分のコーディングをするだけではなく、他のメンバーのコードをチェックしたり、プロジェクトマネージャーと、スケジュールや仕様の確認をしたり、検証環境を用意したりなどの作業が多いです。以前はコーディングを集中してやっていたのですが、最近はそういった業務と半々といったところです。

佐藤:退社は何時ごろが多いですか?

木村:リリースのスケジュールによって変化します。18-19時に退社することもあれば、スケジュールが差し迫ってくると、どうしても遅くなってしまうことがありますね。

■仕事の楽しさについて

佐藤:なるほど。では、今の仕事で楽しいのはどんなことですか?

木村:以前はコーディングを中心に仕事をしていたのですが、最近は、みんなのコードが出来てきて、テストをするのが好きになってきました。テストをして、何かバグがあって動かなかったときに、原因を探ってバグを直して、きちんと動くようになるのが、ゲーム感覚で楽しいです!すんなり動いたときより、動かないときのほうが楽しかったりして(笑)。みんなのコードを見るのも勉強になりますし。前は黙々とコーディングしているほうが好きだったんですけどね。

佐藤:ブックルックチームのコーディングの規約のようなものはあるんですか?

木村:現時点ではないです。そういう話は前から少しづつあるんですけど、今の案件のスピードを考えると、あまり細かいルールは難しいので、みんなが疲れないレベルのものができればやってみてもいいかなと思います。あったほうが迷わない場合もありますし、効率化にもつながるので。現実的な取り組みができれば今後考えていきたいですね。

佐藤:ありがとうございました。

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以上、ブックルックチーム社員インタビュー第一弾の木村かんなさんでした。次回に続きます。

変化の激しい時代のリーダーシップ

今月のMonthlyの全体ミーティングでは、不確実性が高く、変化の激しい状況下のリーダーシップとはどんなものだろうか、とみんなで考えてみました。

リーダーは人をまとめ、引っ張っていかなければならない、という誤解」でも書きましたが、リーダー1人の能力だけで、メンバーをグイグイ引っ張っるというスタイルは不向きであろうと考えます。

例えば、高度経済成長期は右肩上がりに成長していたので、規模の経済を求めることで利益を拡大することができました。今と比べればずっとシンプルな環境だったので、予期せぬ事態が発生することは少なかったでしょう。まずは誰よりもいち早く突き進んでいくことが成功の条件であったと言えます。

今は不確実性が高く、変化の激しい時代、つまり多様な出来事が多発するということです。これを察知するには、やはり多様な能力、知識、経験、感性が求められます。どんなにリーダーが多才であっても、環境の変化に1人で対応することには限界があります。1つのことだけでも深い専門性が問われます。
各メンバーはプロフェッショナルである必要があるのです。

だからこそ、メンバー1人ひとりが重要な役割を果たすことが求められます。
メンバー1人ひとりが四方八方だけでなく上下にもアンテナを張り続けることが求められます。
ですから、リーダーは、メンバーが力を発揮し易いように環境を整えることが必要です。
仕事の進め方について助言したり、困っていることがあれば手助けしたり、足りないものがあれば代わりに調達したり・・・・。
とにかくメンバーがスムーズに前進できるように、周辺の障害を取り除き、必要なものを事前に用意することがリーダーシップの代表的な活動になります。

リーダーは人をまとめ、引っ張っていかなければならない、という誤解

昨日あるチームのリーダーが休んだ。別チームへの異動したFさんが引継ぎのためまだそこにいたのだが、冗談半分で
「今日も休んだら君がリーダーをやれ。異動は取り消す。」
と私が話すと、Fさんは、
「僕にはリーダーはできません。みんなをまとめられません。」
と言った。

私はそれは奢った考えではないだろうか、とFさんに問いかけた。
リーダーはメンバーをまとめようとか、引っ張っていこうとしなければならないのだろうか。

世の中にはリーダーと呼ばれる人たちがたくさんいる。
そういうと真っ先に思い浮かべるのは、書籍で紹介されたり、メディアに取り上げられたりしている偉大なリーダーたちであろう。
最初は1人でも、理念に共感する者たちを集め、次第に大きな組織を作り上げ、世の中に広く受け入れられるに至る・・・のような。
しかし、それは世の中のリーダー像を代表していない。
手本としたい、目指したいリーダーたちだろうが、私たちの身近な多くのリーダーではない。
そして結果を出しているのは、偉大なリーダーだけではない。私たちの身近なリーダーたちも結果を出している。
必ずしも結果は偉大である必要はない。一定の結果を出せればリーダーとして十分である。

私たちは偉大なリーダーではない。身近なリーダーだ。
そんなリーダーも、メンバーをまとめようとか、引っ張っていこうとしなければならないのだろうか。
私はそうは思わない。リーダーとしての仕事の1つに数えられるかもしれないが、必須ではない。
Fさんは無意識のうちに偉大なリーダーをまねようとして、あたかもリーダーはそうしなければならないと考えていたのだろう。

Fさんに尋ねると、北風と太陽の話しを知らないというので簡単に話してあげた。

コートを着込んだ旅人が歩いていた。
それを見た北風と太陽が、どちらがコートを脱がせられるか、力比べをしようということになった。
北風は旅人のコートをはぎ飛ばしてやろうと強い風を吹き続けた。
旅人はコートを飛ばされまいと、グッとコートの襟元を握りしめ、強風に耐え続けた。
次は太陽の番。
太陽は暖かい日差しを旅人に投げかけた。
旅人は汗をかき始め、自らコートを脱いだ。
力ずくで思い通りにさせようとした北風が敗れ、温かく見守っていた太陽が勝利したという話である。

リーダーシップとは、「人に影響を及ぼし、(リーダーにとって)望ましい方向の行動をとらせること」である。
北風と太陽の例では、コートを脱がせることが「望ましい方向の行動」であった。
人は、強風よりも温暖を望み、リーダーの期待する行動をとるというのである。

組織にリーダーは必要である。だがリーダー全員がメンバーをまとめたり、引っ張っていけるものではない。
リーダーはメンバーをまとめようとしたり、引っ張っていこうとしなくとも結果は出せる。
リーダーとは先導者。引っ張る牽引者ではないし、まとめる統制者でもない。
何をどうすればいいのか背中を見せるだけでもいいのである。

WEBエンジニアの誤解「スキルを高めれば収入が上がる」

「良いものが売れるとは限らない」—よく言われることである。
90年代のバブル崩壊後、メイド イン ジャパンは技術力も品質も高いのに売れない、売り方が下手だとよく言われた。
それは、コンテンツばかりをアピールして、コンテクストを創り出し伝える力が弱いことが原因とされた。

たとえば、キーコーヒーはコーヒーを売っているが、スターバックスが売っているのはコーヒーではない。

スタバが売っているのは家、職場に次ぐ「第3の場所」である。またはそこから派生するくつろぎや豊かさである。
だからスタバではコーヒーを必死に売り込んでいるパートナー(スタバで働く人すべてをパートナーと呼ぶ)はいない。
コーヒーについての知識やドリップの技術はあって当たり前であり、客様にリッチな時間を提供することが評価されるのである。

WEBエンジニアも同じである。
スキルを高め、経験を積めば自動的に年収が上がる、ということはない。
エンジニアなんだからスキルがあって当たり前。所属する組織が求めていることを成し遂げて初めて評価の対象となる。
つまり、組織が売っているものを理解せずして高い評価と収入は得られないのである。

組織が売っているものは、必ずしも誰もがわかる形になっているとは限らない。
日々変化する事業環境の中で創り出され、徐々に変化していく場合もある。
周囲をよく観察し、トップの言葉に耳を傾け、自分なりの感性で理解し、そして売ったという実績が評価につながる。

ところで、ブックルックチームが売っているのは「ITサービス」である。
ITとは言うまでもないが、Information Technology=情報技術である。コンピュータやプログラムの技術ではない。
ITとは情報に意味づけする技術であり、コンピュータやプログラムはそのためのツールである。
仕様書通りにシステム開発をするだけでは高い評価につながらない。
ユーザーの事業や要求を深く理解し、仕様を作り、形にできる人を最も高く評価している。

最後に、技術(サイエンス)は時間とともに陳腐化する性質を持っている。
誰もが真似でき、代替する別の技術がどんどん生まれてくるからである。
一方、アートはオンリー ワンである。
サイエンスだけでなく、アートをどれほど織り込めるかがまた評価を大きく左右する。

プロフェッショナルとは「やりたい、やれる、望まれる」人

プロフェッショナルと一緒に仕事をすると、脳内物質ドーパミンがどんどん出てくる。
まさに「スゲー!」と興奮する。物凄い達成感を味わえる。
そしてまた快楽を得るために仕事をしたくなる。

私はそのように仕事をし続けたいと思っている。
そこで「プロフェッショナルとは何か」という質問をチームメンバーにも投げかける。

プロフェッショナルとは、「やりたい、やれる、望まれる」人だ。
やりたい仕事があり、それをやれる能力があり、他人からその仕事をやって欲しいと望まれる人だ。

私のブログの中で最もアクセスの多い記事がある。
それは「仕事が空回りするとき」。
たくさんの人がgoogleから「仕事 空回り」で検索してやってくる。
本人や一緒に働いている人のことで悩んでいる、あるいは困っているんだな、と思う。

実は、「やりたい、やれる、望まれる」とは、表現が違うが「仕事が空回りするとき」で書いた内容と同じである。
それは「やりたいこと、やれること、やらなければならないこと」であり、この3つの重なりが小さい人が空回りしているのである、というもの。
空回りしているうちはどんなに優秀な人でもプロフェッショナルからはほど遠い。

「やりたい、やれる」まで届いている人は割といる。たぶん全体の6割。扱いに困る「やりたくないけど、やれる」という意欲のない人もこの中に含む。

けれど、最後の「望まれる」まで満たしている人は2割だろう。
「ものすごーく望まれる」ところまで達している人は、全体の5%よりも少ない。2%未満ではないだろうか。

就職面接や社内での自己評価を聞くと「私はやれる=100点」を基準に採点する人がほとんどではないかと思う。
プロフェッショナルとしては、「私は意欲的にやる気があり、それに応じたスキルがある、さらにお客様からやって欲しいと望まれている=100点」を基準に自己採点する人は、プロフェッショナルの指向性が非常に高いと思う。

今回このテーマでブログを書こうと思った出来事が立て続けにあった。

1つ目は、採用面接でのことである。
自分のやりたいことだけを話す人がいた。明らかにやれるレベルではないのに。
だから、「やりたいことは分かった。だけどできない内からその仕事を任せることはできない。その内スキルアップしてできるようになったらお願いするかもしれない。さて、今、別の仕事がある。」と話した。
「やりたい、けど、やれない、だから望まれない」状態である。
最初はやりたいものではなくても、コツコツと目の前にある仕事に取り組んだら、きっとすごく成長すると思える人だっただけにもったいないと思った。

2つ目は、ITシステムを理解したいと思い、プログラムを勉強したらプログラミングできるようになり、その内ITグループのリーダーをやって欲しいと言われその職に就いたという人の話を聞いたことである。
本業の傍ら自分でコツコツと勉強したとのこと。やれるようになったんだからもともと才能があったのだろう。
でも、プログラムを書ける人は他にもただろうに、また本人は「プログラムはちょっと書けるだけだ」と話していたので、ITグループのリーダーをやって欲しいと望まれたのには、別の要素もあったに違いない。

3つ目は、多摩大学大学院 田坂先生の『「やりたい仕事」を引き寄せる人生の法則』を目にしたことである。

私がこれまでに出会ったプロフェッショナルそのものである。
仕事の研究をし、仕事の意味を考え、仕事の彼方を見つめている。
「望まれる」人はこういう人だ。

本当に彼らは地味で単調な作業を厭わない。
スキルがあるからと言って「俺はもっと生産性の高い仕事だけをやりたい、やるべきだ」というところからはスタートしない。
必要があれば、単調な仕事を何時間でも面倒くさがらずに、当たり前にやるのである。
手順書を作れば未経験の人でもできるような作業でも、目的達成のために自分でやり遂げるのである。
例えばデータ量の多いデータベースで、チューニングのためにインデックスの再作成をすることがある。
インデックスの再作成中はパフォーマンスが落ちるので、利用者のいない夜の時間に行う。
100個以上あるテーブルを1つ1つ順番に作業を進める。
あらかじめスクリプトを書いて準備しておくので、その作業のほとんどは待時間になる。
それでもこの単調な、誰でもできそうな作業を慎重にやるのである。
間違いなく予定通りに進む保証がなく、少しの狂いが大きな悪影響を及ぼすことも想定しているからである。

これがもう1つ、プロフェッショナルの条件である。
絶対にミスを犯さないことである。
約束したことは必ず、完璧にやり遂げるのである。
ゴルゴ13の世界である。
ミスをしているうちはプロフェッショナルではない、と言いたいところだが、人は誰もが間違える。
慎重には慎重を重ね、ミスをしないための手間と時間を惜しまないことである。
ミスをするにも内的要因と外的要因があるだろう。
内的要因は自分の努力で払拭できる。外的要因は可能な限りの予知と不測の事態を想定して目を光らせておくしかないだろう。
つまりは、コツコツと地道な作業を行い、ミスを犯さないために細心の注意を払う。そこには「俺はできる」という慢心はない。
そしてそれがまた成長につながる。

プロフェッショナルは「やりたい、やれる、望まれる」人である。
望まれる人は、仕事を研究し、仕事の意味を考え、仕事の彼方を見つめている。
ミスは絶対に犯さないから安心して任せられる。

プロフェッショナルであり続けるためにも、私は自分自信を毎日見直す。

グローバル人材と認められるにはTOEICは何点必要か

2年前から、小学5・6年生で年間35時間の外国語活動が必修化されています。
これがグローバル人材の育成にどうつながるのか大変興味があります。
なぜなら、35時間ですから、ほぼ1週間英語漬けの時間を過ごせます。

私の初めての海外旅行は、ロスとサンフランシスコです。期間は1週間くらい、1人で行きました。
事前の下調べも計画もなかったので、毎日行く先々で誰かとコミュニケーションを取りながらあちこち行きました。
この経験を通して、自分の無知を知り、開発しなければならないことも明らかになりました。
これが私のグローバル開発の始まりでした。

そして、勤めていた会社が米国資本で、当時は国籍や文化が異なる強烈な人材が多くおりましたので、かなり鍛えられました。
おかげでキャリア開発を継続的に意識しながら進めることができました。

さて、グローバル人材と認められるにはTOEICは何点必要かということですが、何点でもよくて、むしろソコじゃないと思っています。
広い視野で、決してあきらめない、臆することなく挑戦し、枠にはまらない努力と工夫を続けられる人がグローバル人材に適しているのではないかと思います。

新潟県立大学学長の猪口孝氏が日経新聞でうまく説明しています。
グローバル人材とは1つ2つの能力ではなく、地球を全部見渡すような広い視野を持ち、あらゆる事態に対応できる全天候型人材である。
体力と胆力、そして企画力と突破力。さらにそれを支える知力と表現力。魑魅魍魎の世界に動じない肝っ玉のある人とのことです。

猪口氏も、米国に留学中は表現が稚拙で嘲笑され、教師になってからは国際会議で意地悪く執拗にせめられ往生し、それが自分の弱いところを知るきっかけになったそうです。そういった窮地に追い込まれて乗り越える経験が、全天候型の人材を生む、とおっしゃっています。

確かにそうだと思います。
真のグローバル人材の強みは、チャンスがあれば軽々と国境さえも越えて活躍の場を創り出すことだと思います。

実は、今私がお世話になっているお客様の環境はまさに、グローバル人材として自己開発するにはうってつけ。
引き続きグローバル観を持ちながらキャリア開発を進めていきたいと思います。

仕事が空回りするとき

仕事がカラカラ空回り、そんな経験はないでしょうか。または身近にそんな人はいないでしょうか。

とても頑張っている、すごく真剣に考えている、やる気もある、積極的に提案もしている・・・けれども、なぜか結果はイマイチ。思い描いたようになかなか進まない。 それはなぜでしょうか。

ある人を見ていて、その理由に気づきました。今さらですが今日気づきました。
そして私が過去に転職活動をしていたときのことを思い出しました。

カラカラ空回りする理由、それは、やりたいこと、やれること、やらなければならないこと、これら3つを正しく理解して適切に行動できていないか、3つを認識していてもそれらの重なり合う部分がほとんど無いかのどちらかのようです。

こんなことがありました。
「WEBサイトの保守」を担当するAさん、もっとも興味のある分野であり、頑張った甲斐あってキッチリと結果を残すことができました。この仕事はAさんの「できること」の1つです。
またその分野での知識、経験、人脈をこれからも育てていきたいと考えており、「やりたいこと」でもあります。
やがて、組織の成長にともないAさんの担当分野は相対的に貢献度が低くなってしまいました。所属するグループでは新たなサービスの開発が求められ、Aさんも1つのことだけをやっていればいいという考えを変えることが求められました。
つまり、Aさんにとって「やらなければならないこと」が変わってしまったのです。
Aさんは自分の仕事を理解されていないためにこうなったのだと考え、仕事そのものの重要性や毎日何をやっているかを訴えるアピール作戦に出ました。
そうこうしているうちに、アピールもむなしく、後からやってきた新人のBくんなら、半分の給料で8割くらいの成果をあげられることもわかり、Aさんの仕事はBくんに引き継がれることになりました。

あわてたAさんは、あれこれ手を伸ばし始めました。新しい仕事を生み出すべく努力を始めました。各グループの課題や要望を聞いて回りました。そしてすぐさま、あれこれと上司に提案をし始めました。
どれもが「WEBサイトの保守」と言えるもので、グループで進めている新サービスの開発に関わるものではありませんでした。
どうしても「WEBサイトの保守」をやりたいAさんは、裏でBくんに指示を出し、何とかそこで結果を示そうともしました。
そんなこんなで2カ月間「WEBサイトの保守」につながるかもしれないタスクを積極的にこなしましたが、期待したようには評価されず、むしろ的外れな提案の連続にグループ内では倦厭されるようになってしまいました。
やがて、Aさんはどうしたかというと、「WEBサイトの保守」を求めている他の会社へ転職していきました。
Aさんは空回りする職場を離れ、やりたいこと、やれること、やらなければならないことが一致する環境を得たわけです。

 

次はステップアップを目指した私の転職活動での経験です。
2000年ごろ、私はWEBサイトの管理・保守・開発と幅広くやっていました。やりたいこと、やれること、やらなければならないことの3つはピッタリ一致していました。やりたいことをチャチャっとやれば評価される状況です。
それが過剰な自信につながり、もう少し複雑な環境でもできる、だから給料も上げられるはずだと思うようになりました。
ステップアップするにはどうしたらいいかと考え、安易にコンサルティングを目指すことにしました。なぜなら比較的給料がよかったからです。
やりたいことはコンサルティングですが、今いる会社ではそのポジションがない(やらなければならないことでない)。そこで、転職活動を始めました。
面接まで進み、和やかに終わるのですが、経験がないので、どこに行っても採用されませんでした。私の目論見に反して、今やっている仕事でなら採用できると言われる始末でした。さんざんやった挙句、私はコンサルティングができないことに気付かされました。
やりたいこととやらなければならないことを一致させようと転職活動をしたのですが、やれることが伴わなかったのです。
転職活動を進めるうちにわかったのですが、本当に私が価値を置き、やりたいことはコンサルティングではなかったのです。
つまりは、やりたいことも、やれることも、やらなければならないことも全てが一致していなかったのです。
面接ではそんな私に親切にも水を向けていただいたのですが、やりたいと思い込んでいたコンサルティングに固執し、それに応えることができなかったのです。
これをきっかけに、コンサルティングは私のキャリアプランから外すべきだと確認するに至りました。

 

やりたいこと、やれること、やらなければならないこと--- この3つを一致させるのは思いのほか簡単なことではありません。
3つはそれぞれ目標、能力、需要という言葉に置き換えることができます。大企業ですら見誤ることがあります。
需要を察知したら、市場における自分のポジショニングを決め、できるととできないことを見極めて取り組むことがコツではないかと思います。